the orange bucket

9日目

気温 24℃
水温 25℃
比重 1.0215
pH −
NH3 3.0mg/l
NO2- −
アサリが全く消失したので、昨夜より、餌(ミニグラニュール)を
スプーン2杯投入。
アンモニアは沢山の数値が計測されており、N02-への変化が待ち遠しい。

8日目

気温 25℃
水温 25℃
比重 1.0238
pH −
NH3 3.0mg/l
NO2- オレンジ色少々
エアストーンを使用開始。
アサリの身は99%消失。
水はかなりクリアになる。
昨夜あれほど臭かった悪臭は、鼻を近づけてクンクンするまで、
臭いは感じない。
各イオンは、昨日と同様であり、変化なし

セット後7日目


気温 23℃
水温 25℃
比重 1.0215(参考)
pH 7.8
NH3 3.0mg/l
NO2- オレンジ色が少々出現し始める
22:10
1週間前に投入したアサリはとっくに消えてなくなっている。
6月3日(金)に、解凍した殻付きの冷凍アサリ2個と、殻付き生きアサリを2個投入。
(生きアサリは良くないとされてるが、生体も底砂もないので、まっいいか)
翌朝、生きアサリの1個が死んでいたため、取り出す。
本日、妻の実家より帰宅。
アサリはドロドロに溶けて、身は水槽上部の水面にプカプカ浮いている。
NH4+が上昇しており、アンモニアが発生している事が確認できる。
今後はNO2-の上昇も予想できる。

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水槽のセットアップ

いよいよ、ブログを開設。

気温 21℃
水温 26℃
比重 1.0215
pH 8.4
NO2- 計測不能
大粒の冷凍済みアサリを1個、テグス3号に結び、割り箸につるす。
17時頃より、海水(パーフェクトマリン)を水槽で直接つくった。

創 造


February 21 ’05
オーブンまで、あと少々
今夜キッチンで、妻が楽しそうにパン生地をこねていた。
いつもと違うようなので、何をしているのかと聞いてみると、
「ひまわりパン」を作っているという。
ずいぶん前になるが、パン屋さん併設のレストランで妻と昼食をとったときの事だ。
メインの魚にフォークを入れたところで、ウエイトレスがテーブルまでやって来た。
「新しいパンが焼き上がりました、いかがですか?」
「何があるの?」
「今回はガーリックパン、イカスミパン、クルミパン、ゴマパン、チーズパン、クロワッサンです」
と、大きなカゴを携えた彼女は次々をパンを指さしながら教えてくれた。
僕は、ガーリックパンと、ゴマパンを皿に乗せてもらった。
一つ一つは小さいので、色んなパンが頂けるのはいい感じだ。
イロモノっぽいところが否めない感も少々あるがそれはご愛敬。
さすがにパン屋併設だけあって、常に焼きたてのホクホクなパンが
「もう結構です」と言うまで次々と運んでこられる。
妻も、色々食べられて楽しいね~とご満悦の様子であった。
更に「今度うちでも、あのパン焼いてみよ~」と、
かなりお気に入りだったのが「ヒマワリパン」であった。
ヒマワリパンと言っても、形が向日葵の様に賑やかになってるわけではなく、
向日葵の種が入っていて、歯触りが何とも心地よいパンであった。
そんな事があったのを、しばらくのうちに、忘れていた。
僕はどんなになるのか興味津々で眺めていると、向日葵の種らしきものが出てきた。
幼い頃の記憶では、向日葵の種は白黒のストライプだった様に記憶していたが、
妻が手にしているものは、緑色一色であった。
食用か、はたまた外国産なのか、なんか違うように思ったが特に気にはしなかった。
っで、オーブンのおぼん(?)に配置して焼く準備が整ってたみたいなのが上の写真です。
(お餅のように見えますが、まだ焼く前の生地の状態です)
(しかし、あのお店で食べた「ヒマワリパン」はこんな感じじゃなかったが・・・)
「タコノマクラ」みたいやねって思わず言ってしまった。
妻は、苦笑いをしている。
僕は、ヒマワリの種が入っていた袋に、「かぼちゃの種」と書いているのを見てしまった。
どうやら妻は、ひまわりの種と、かぼちゃの種を取り違えたみたいだ。
そこで「ヒマワリパン」ではなく「タコノマクラパン」にしたようだ。
平成17年 余寒 竹田

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愁 雲


October 03 ’04
叶崎、太平洋を望む
平成16年12月26日、24歳の若さで、彼は、
僕たちが話しかけることすらできない世界にいってしまった。
こんな事、誰が予想できただろう・・・。
全く信じられない。
平成13年、柏島での初めての大晦日。
「こんな楽しい事好きっす!!」上機嫌の彼。
泡盛をたっぷり楽しんだ彼は、トイレへの途中、下の道路に落下。
全身泥まみれになって、2階に運ばれ、眠りについた。
その後、閉じてるまぶたに瞳のペイントで、寝てるにもかかわらずバカボンパパの笑顔。
こんなハチャメチャな大晦日であったが、
翌H14年元旦は何もなかったように、いつもの笑顔で、仕事をこなした。
「使わないんだったらビアンキ、貸して下さい」って僕に言うから、
「柏島にようこそ」ってプレゼント。ボクがいるときは必ず使ってくれてた。
新しいポイント”別荘下”は「いつも濁ってて、まともにボートまで帰れん」って言えば、
ボクのログブックにマップを書いてくれた。
オークションで大量に落札してしまい、不要になった電池と、ダイレクトベースを交換してくれた。
スーツの肩が破れれば、即座に修理してくれた。
ボートに上がるとき、水中のボクからカメラを受け取って、
竹田さんのカメラ、今、フリッパーズのお客さんの中で一番重いっす・・・。
やはり笑顔で受け取ってくれた。
彼との想い出は、書ききれない
お別れの際、震えながらのお父様の声、
・・・息子が過ごしてきた様子を、昨晩、友人の皆様から聞かせて頂きました。
   同年代の頃の私より、はるかに素晴らしい人生を歩んでいたようでした・・・
・・・海の中で発見されたにも関わらず、あんなに安らかな顔をしています・・・
・・・息子の顔は、まるで寝ているようだ、皆さん早く起こしてやってください・・・
・・・それから、皆さんの心の中で、いつまでも成長させてやってください・・・
やはり実感のない、やりきれない声であった。
最後に彼と会ったのは平成16年12月19日夜、
美味しそうに万長ラーメンを食べながら、笑っていた。
「じゃっ、またぁっ」
帰り際に交わした、これが最後の言葉だった。
次にフリッパーズに行ったとき、
「ああぁっ、お久しぶりっすっ」
って、笑顔で迎えてくれる彼がいるような気がする。
今でも、ニコニコしながらの、
「いいっすよ~」
の声が、聞こえる
12月30日 竹田

「シロタスキウミウシ」

April/13/’03 後浜2.5号ブイ(2)

ウミウシは、あまり撮らないのですが、この個体は色合いが可憐でしたから
ファインダーを覗いてみました。
移動速度が思いのほか速く、アングルを整えるのに一苦労しました。
おまけに、この日は流れもありましたので、触角と、二次鰓も、揺れ揺れです。
ウミウシの進行方向に対して角や鰓も同方を向いていますので、
ダイバーな貴方は、後浜の2.5号ブイ元付近のガレ場にて、
どの方向からどれくらい流れていたか、思いを巡らせるのもまた一考です。
前回のトラギスは、乙女チックでしたが、このウミウシはいかがですか?
「妖艶な夜のピンク」と感じた貴方、そりゃ、病気ぞよ!!

「春のコウライトラギス」

April/13/’03 後浜2.5号ブイ

このコウライトラギスの瞳は、ハート型をしてます。
背景は4月を意識して淡いピンクにしてみました。
なんだか、乙女チックな雰囲気ムンムンです。
(因みに今は9月、もう秋の気配が一杯です)
さらに観察をしていると、人間での白目に相当しそうな場所に、
なんだか血管みたいなものがみえます。
このサカナもコンタクトレンズを装用しているのでしょうか?
新生血管が現れているみたいです。
眼科に行って健診を受けた方がいいかもしれません。

「ミズヒキガニ」

April/13/’03 後浜2号ブイ

写真のミズヒキガニ、名前について考えてみました。
「ミズヒキ」=「水引」と仮に考えてみます。。
慶弔の際に先様に届ける金品は、水引で結ばれ、熨斗(のし)がつけられます。
水引の歴史は古く、飛鳥時代まで遡ります。
随に渡った小野妹子が帰朝の際、随から日本の朝廷へ贈られた贈り物には
麻を紅白に染め分けた紐状のもの「クレナイ」が掛けてありました。
これが水引の元とされてるそうです。
これは帰途の海上の平穏を祈願すると共に、贈り物が真心のこもった品物である
ことを表したものだと言われているようです。
ミズヒキガニは、そんな太古の中国からダイバーのために送られたカニです。
我々の海中での安全を祈ってくれているありがたいカニなのです。
ご覧のミズヒキガニもそんな風に縁起良く見えるでしょ?
逆さになって何とも怪訝な顔でこっちを見てるのは、貴方の気持ちに曇りがあるからです。
何事も、斜に構えず、まっすぐな気持ちで接しましょう。
それにしても、ウルトラセブンに出てくる怪獣「ガンダー」によく似てます。
って言っても、わからないでしょうね~。

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February 27 ’04
山里に咲く初春の菜の花達
忘れてしまいたいことや
どうしようもない寂しさに
包まれたときに男は
酒を飲むのでしょう
飲んで飲んで 飲まれて飲んで
飲んで飲みつぶれて 眠るまで飲んで
やがて男は静かに 眠るのでしょう
忘れてしまいたいことや
どうしようもない悲しさに
包まれたときに女は
泪みせるのでしょう
泣いて泣いて ひとり泣いて
泣いて泣きつかれて 眠るまで泣いて
やがて女は静かに 眠るのでしょう
またひとつ女の方が 偉く思えてきた
またひとつ男のずるさが 見えてきた
俺は男 泣きとおすなんて出来ないよ
今夜も酒をあおって 眠ってしまうのさ
俺は男 泪はみせられないもの
飲んで飲んで 飲まれて飲んで
飲んで飲みつぶれて 眠るまで飲んで
やがて男は静かに 眠るのでしょう
酒と泪と男と女 (1976)  作詞、作曲/河島英五
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平成16年7月6日 彼は遠いところにいきました

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蝉声 竹田

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