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後浜4号ブイ

「ハチマキダテハゼ」

August/16/’02 後浜4号ブイ

今回から、しばらくの間、今まで撮影してたレンズとは違うレンズで撮影してます。。
以前、3400rpmでも告知しましたが、
今までの105mmマクロレンズに2倍のテレコンバータを装着いたしました。
写真は、ハチマキダテハゼです。
ダテハゼが目の上に鉢巻きまいてるような模様が特徴です。
ダテについて、辞書をひもとくと
  【伊達】  派手な行動をして、ことさらに人目を引こうとする様子
        ex)-男 -な若い衆
とあります。
ことハゼに関して、ダテハゼは人目を引こうとしてるとは思えません。
では、学者のセンセイ方はなぜダテハゼとネーミングしたのでしょうか?
写真のハチマキダテハゼを見てて、ふと思いました。
手元にあるポジでは、非常に鮮やかなパステル調の水色の模様が、顔一面に拡がってます。
やはり、この辺りが、「ダテ」の由来でしょうか。
更にいなせな鉢巻きを結んで、ハチマキダテハゼは、ダテハゼ中のダテハゼ、
「キング・オブ・ダテハゼ」、和風に言えば「ダテハゼ将軍」 (でいいかな?) だと思います。
テレコン使ってより倍率の大きい撮影が可能となり気がつきましたが、
普段どこにでもいるサカナも、また違った表情を見せてくれるようです。
僕は、今後、更に、どっぷりと、柏島マクロにはまって行くこととなります。

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「テッポウエビ」

May/05/’01 後浜4号ブイにて

そのアケボノハゼのいるポイントまでは少々、長旅となるポイントですが、
諸事情により、4号ブイに係留する事を、マリンクラブフリッパーズの 名ガイド、吉松さん は、選択されました。
お店で行ったブリーフィングの内容と変わってしまったので、必要な注意点と、確認事項を手際よく説明され、エントリーです。
このポイントは広大な砂地の中に、ポツポツとイソギンチャクなんかが点在し、まさに、広い、広い砂漠にサボテンが生えている、古の西部劇に登場するロケーションのようにも見えます。
僕たちは、さしずめカメラを持ったカウボーイ、牛を追うがごとくに、ハゼを探します。
以前、皆様が砂地に這いつくばって匍匐前進する様を、地面から2m程浮上し、上から観察したことがあります。
これは、これで、面白い絵が撮れそうな気がしました。
この日は、僕もハゼを探して砂地を進んでいると、写真の甲殻類が目にとまりました。
普段は、巣穴にハゼと共生する「テッポウエビ」です。
この日は、一人で砂地をヒョコヒョコ歩いています。
(もしもし、君は一人なの? 大丈夫かい?
お仲間のハゼ君はどうしたの? お家はどこ?)
こんな事を心の言葉で問いかけながら、シャッターを切りました。
いつもは、臆病で、すぐ巣穴に入ってしまう彼等しか見たことが無かったのですが、こんな丸裸(?)状態の、大胆なテッポウエビは初めて見ました。
また、右のハサミだけが、異様に大きいのも初めて気が付きました。
知ってましたか?

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