- 2007-07-29 (日) 17:59
- 海水魚水槽
昨日は、5リットルの換水と、さらに5リットルの飼育水の追加を実施しました。
都合10リットルの海水が、あたらしく追加されてたことになります。
さらに、
昨日と本日、2種類のプロテインスキマーを自作しテストしてみました。
ともにダウンドラフト式やベンチュリー式といった高性能なものではなく、
エアリフト式のもので、違いは以下の通り。
1)外部設置式
2)内部設置式
まず1)外部設置式の方は、醤油が入っていた1リットルのペットボトルに、
ピーナッツバターが入っていたPP素材のケースを取り付けてコレクションカップとしました。
なぜ醤油のペットボトルかというのはウッドストーンがボトルの口から内部に入る必要があり、
通常の清涼飲料のものでは(口が)小さすぎるためです。
昨日ルータでバターの入っていたカップの底に穴を開けて、
ペットボトルの口にシリコンボンドで接着しました。
1日放置して、ボンドが乾いたところで実験開始です。
このシステムは、水槽内に設置しているパワーヘッドのエアレーション用の口を利用して
外部に設置したプロテインスキマーから飼育水を本水槽内に戻すことになります。
戻ってくる水量と同量の飼育水が別に接続された排水用パイプからスキマーに排出され
浄化されることになります。
原理は完璧だと思うのですが、
僕の機材では、まずパワーヘッドのエアレーション能力が低く、飼育水を十分にプロテインスキマーから
吸い出すことができませんでした。つまり飼育水が十分に循環しなかったということです。
また、エアポンプについても吐出能力が低く泡が思うように立ちませんでした。
続いて2)内部設置式については、
ゴミ吸い出し用のお掃除道具を加工してみました。
筒の経が小さいこともあり細かな泡も十分に立つのですが、
汚れがプロテインスキマー内に入ってくるのは運任せで、
表層付近を漂う大き目のゴミは永遠にスキマー内に運ばれることは無いと感じました。
つまり、オーバーフローでサンプと本水槽を循環させない限り魚のフンや残餌といった
目に見えるゴミをスキミングすることは不可能であると思います。
これらのことより、飼育水の循環サイクルの一部にプロテインスキマーを設置しなくては、
その浄化能力は十分に発揮されないということが分かりました。
考察としては、
本水槽の外に設置する場合、飼育水の十分な循環が必要である。
また水槽内に設置する単純なエアリフト式ではあまり効果が無いかもしれないということです。
うまい具合に行けば、今の水槽がベルリン式と成りうるかもと、ほくそ笑んだりしてましたが、
はかない夢と終わりました。
いっさいの出費がありませんでしたので良しとします。
【キビナゴのごろちゃん情報】
えさ(シュアSを粉砕)は積極的に補食。
本日、フンの排出も確認。
最高水温 31度。
我が家に来て6日目となりますが、元気に泳ぎ回ってます。
少し大きくなったような気もします。
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コメント:3
- hinata_papa 07-07-29 (日) 20:12
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難しい論文の様ですね(^_^;)
全く理解出来ずm(__)m - ultrablue 07-07-29 (日) 20:43
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一般的に訳の分からないことを書いてしまいました。
ここ最近の海水魚水槽アーカイブに属するエントリーは、
経験がある方でないと、ご理解不能だと思います。
今は、秋からのDSB水槽立ち上げに向けてデータを取っている段階です。
プロテインスキマーもその一環で、機種選定のための実験的要素が多分に含まれていました。
そもそも、DSB水槽にプロテインスキマーを設置することはあまりないのですが、
「もし設置する場合に、簡単な物ではどの程度の効果があるか!」
と思い実験してみました。
結局の所、オーバーフローにて落としてきた海水をサンプで強制的にスキミングしないと、
効果が薄いということがわかりました。
秋からのDSB水槽では、フローさせる予定がないので、
プロテインスキマーの利用は却下の結論です。
・・・・すみません、わかりましたか? - pinna 07-07-29 (日) 21:44
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プロテインスキマーという水槽内のタンパク質(餌やフンなどの汚れ)除去装置・・・しかも自作の・・・の設置は海水魚水槽を始めてから2年がかりの夢でしたが、本日あっけなく夢から覚めました。
ちなみに本格的プロスキを買ったら7万~15万円位するので自作に走ってくれて出費がなく助かりました。