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ウバウオ

タスジウミシダウバウオ

May/01/’04 後浜1.5号ブイ

昨年の春です。
この頃から本格的にコンタクトレンズを装着してのダイビングに取り組んでいます。
講習以来、度付きレンズのマスクで300本くらい潜ってますが、写真のピントが
いまいち合いにくいので、コンタクトレンズに変更し度無しの普通のマスクに変更しました。
ファインダーを覗いてピントを探ると、バッチリ山がつかめます。
その効果は絶大で、ピンぼけ写真は激減でしたが、以下のような重大な問題が出現しました。

エントリーして、やっぱりグニャグニャとして見えて気分悪くなる。
右に向いたのか、北に向いてるのか全然わからず、星加君について行った。
もどしそうになったので50分でエキジット。

この時のログブックの記述より

つまり、視野の変化により「車酔い」や「船酔い」のような症状がでてました。
現在は随分慣れて、もどしそうになるような不都合はありません。
メガネをかけてる方はお分かり頂けると思いますが、陸上でもメガネを変更
したときは、これほどまで非道くなくても、フラフラしたりすることはあると思います。
しかし慣れというモノはおそろしいですね。
写真は、タスジウミシダウバウオです。
こう見えてもサカナです。
その名前の通りウミシダと共生しています。
ノンダイバーな貴方はこのサカナのコミカルな泳ぎ方を一生見ることは無いでしょう。
テレビとかの電波に乗ることはまず無いと思われる、マイナーなサカナです。
しかし、ログを今改めて読み返してみると、なんか矛盾してます。
もどしそうになるくらいの気分不良で50分も潜ってたとは不思議ですね。
しかも、この時の最大深度は46.3mでした。
そんな深いところまで方角もよく分からないままよく降りたものです。
我ながらおそろしい~(笑)

「ミサキウバウオ」

June/01/’02 別荘下にて(2)

ウバウオって、漢字で書くと「乳母魚」でいいのでしょうか?
何の魚の、乳母なのだろう・・・。
オスでも、乳母なんだなぁ~。
前回も、ハシナガウバウオについて、ダイバーしか知らないサカナって勝手に決めましたが、
ミサキウバウオは、ダイバーでもあまり見たことないかもしれません。
いえいえ、レアとかそういった類ではなく、普通注目されないサカナという意味でね。
華も色もないサカナですが、僕はなぜかそんなサカナが好きです。
皆様も、浅場に戻ってきて、ある程度自由にさせてもらえるようになったとき、
岩陰をそっ~と覗いてみてください。
こんな、変なサカナ達が、いろいろ目に入ってきますよ。
まあ、そんな所にいてるサカナ達は華も色もありませんから、
そこらあたりは自己責任ということで・・・っね。

「ハシナガウバウオ」

May/25/’02 松島にて

ウバウオって、ダイバーしか知らない生き物ですよ、絶対!
この写真を見てる、ノンダイバーな貴方、この生き物知ってますか?
これも、魚です。
クネクネと体を揺らしながら、泳いでます。
名前は、「ハシナガウバウオ」っていいます。
それから、ダイバーは、みんな見たことあります。
でも、名前を知ってるのは、60%といったところでしょうか?
(また、こいつや)
(名前は知らんけど、よお見る奴や)
(ちょこまか、ちょこまかよく動くし・・・)
(どこにでもいてるけど、なんて名前なん?)
僕も、このサカナの名前をはっきり憶えたのは最近なんですよ、実は。
今まで、何度かシャッターを切りましたが、まともな写真となったことはありません。
これも、ピントあってません。
でも、構図が気に入ってますので、公開に踏み切りました。
これで、貴方も「ハシナガウバウオ」憶えましたね。
これからはハシナガウバウオを知らない奴は、モグリやね!
(だから「群青」見てるんは、ほとんどダイバーなんやから、潜ってるって!)

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