the orange bucket
「ヨツメトラギス」
- 2002-02-04 (月)
- navigate

December/29/’01 後浜1号ブイにて
陸上でも、水中でも、敵の目を欺くために眼状班という、
目の模様を持つ生き物は沢山いますよね。
写真のヨツメトラギスは、眼上班と、本当の目で眼を4つ持つことになります。
これは、自然界の生物として、かなり不自然な模様だと思うのですが、
オカルト的な気持ち悪さを狙ってるのでしょうか?
捕食者の立場に立って考えてみると、トラギスを食べる場合、
そりゃぁ、眼が4つもある気持ちの悪い奴よりは、普通のトラギスを食べるわな。
って事は、この模様は保身に役立ってるって事か・・・。
でもこのヨツメトラギスが生息するサンゴ礁の浅場において、彼等の天敵と成りうる捕食者には 何が該当するのでしょうか?
識者の皆様、是非ご教授下さい。
この写真を見る限り、それからその名前の通り、このトラギスの最大の特徴は
眼が4つあることだろうと思ってました。ところが、
「日本の海水魚」(山と渓谷社)によると、
「・・・尾鰭に白色斑があることが特徴。また雌雄で体色が異なり、
雄には鰓蓋上方に青色線で縁取られた1黒色眼状斑があるが、雌にはない。」
とある。
確かに、図鑑の写真の雌には眼状斑はなく、尻尾に大きな白い点がある。
(上の写真でもかろうじて尻尾に白い点を確認できますね)
でも、図鑑の同じページにあるワヌケトラギスにも、尻尾に大きな白い点があり、
文面通りに写真を見ても、その違いがよくわからないのは僕だけなのでしょうか?
(件の図鑑がお手元にある方は、551ページを見て頂くと話の見通しが良くなります)
それはさておき、
僕も、まぶたの上に眼状斑を付けよっか?
勤務中に、居眠りしても、ちょっと分かりづらいし・・・。
でもそれじゃあ、去年の年末の、「星加」さんになってまう。
2階で寝てても、お目眼ぱっちりやん(笑)
———————————————————-
妙な内輪ネタになってしまい、申し訳ありません。
平成13年の大晦日に、マリンクラブフリッパーズでのちょっとしたハプニングです。
でも、怖ーいっす
皆様よりちょっと早く床についた新しいスタッフの星加氏は、
マジックを手にした美しい女性陣の手にかかり、瞼に眼状斑を、鼻の下にチョビ髭を、ほっぺには・・・。
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
名案内
- 2002-02-04 (月)
- Ultrablue

柏島、後浜より帰港の途
December 23 ’01
どうもありがとうございました
それから、お世話になりました
それじゃあ、いつか、また・・・
平成14年1月31日 竹田
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
「アカホシイソハゼ」
- 2002-02-01 (金)
- navigate

December/29/’01 松島にて(4)
深紅のウミシダヤドリエビを撮り終えてあちらを見ると、
真のガイドの矢野氏とゲスト数名が何やら取り囲んでいます。
僕も覗いてみると、皆様の中心にはイイジマフクロウニがいました。
僕は、先程の変な法則のとおり、
(コールマニが居るかもしれない)
って思い続けながら、矢野氏の指示棒さばきを見守りました。
すると、
いました、いました。
ちっちゃな、ちっちゃなゼブラ・・・、いやいやコールマンズシュリンプ。
全長5mm位のホントにちっちゃな個体でした。
(やっぱり、あの法則は当たってる)
そんな事を考えながら、ボートの下まで帰ってくると、香川の川端さんが、 何やら撮られてます。
僕が遠巻きに覗くと、写真の通りの状況でした。
アカホシイソハゼが、ケヤリムシ類の居なくなった後の管(?)に入って、僕たちの様子を見ています。
僕も写真を撮らさせていただきました。
もうちょっとストロボ光が回っていれば面白い写真になってたかもしれませんね(笑)。
以上松島、4連発でした。
エントリー直後の胸騒ぎ通り、
面白いエビ、カニ達や、ちっちゃな生き物が目白押しでした。
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
「ウミシダヤドリエビ」
- 2002-01-30 (水)
- navigate

December/29/’01 松島にて(3)
更に深度を上げると、向こうの方にいらっしゃる、久保師匠が僕を呼びました。
そこには、大きな岩の上に真っ赤なウミシダがいました。
久保師匠は、その中に潜んでいる何かを僕に見せてくださるために、
秘技を伝授してくださいました。
あ~ら不思議、師匠のちょっとした動作で、ウミシダはその腕を広げ、中に潜んでいた、 写真のウミシダヤドリエビがその姿を現しました。
深紅のそのエビは、この世のエビとは思えないくらい美しく、
僕は息をするのを忘れてしまい、もう少しで、窒息して、この世とお別れするところでした。
それは、ちょっと大袈裟です。
僕の写真では十分に表現しきれてませんが、それくらい、美しいエビでした。
あちらを見ると、真のガイドの矢野氏とゲスト数名が何やら取り囲んでいます。
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
「ゼブラエビ」
- 2002-01-29 (火)
- navigate

December/29/’01 松島にて(2)
深度を上げながらうろうろしてると、僕はイイジマフクロウニを発見します。
(もしや、こいつにゼブラエビがいるかも・・・)
そんな大きな期待を胸に、指示棒でちょっとイタズラをしました。
すると、ご覧の通り、ゼブラガニが出てきました。
(・・・・)
(やっぱ、ゼブラエビって探すと駄目なんやね)
(コールマニいないかなぁって探さんと、「ゼブラガニが出てきてしまうの法則」やね)
それからこの写真で気がついたのですが、ゼブラガニの目って、
キンチャクガニの目と全く同じですね。
とっても、意地悪そう。
他のカニもこんなんでしょうか?
次から、気を付けて見てみよう。
更に深度を上げると、向こうの方にいらっしゃる、久保師匠が僕を呼びました。
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
「ウミウシカクレエビ」
- 2002-01-27 (日)
- navigate

December/29/’01 松島にて
今回から続く4回は松島シリーズです。
松島は僕にとって2000年10月21日以来、2回目に潜るポイントです。
そういうわけで1年振りですから、中の様子は全然記憶にありません(笑)
さて、エントリーすれば、だらだらと下りが続き、ガクンと棚になって
更に下って行ってます。やはり、全く印象に残ってません。
まあ、ソフトコーラルもバラバラとあり、色々探せばおもしろい小物が沢山出てきそうな雰囲気です。
何かしら妙な胸騒ぎを抱きキョロキョロしてると、 滋賀の大石さん
いました、いました。ウルトラマン・・・、いやいやウミウシカクレエビです。
しかもペアで!!
それから、もう少し下ったところで、ゆっちセンセイは
大きなウチワで休んでいたクダゴンベをビデオにて撮影されてます。
この日は、このウチワ辺りをボトムとします。
だって、浮上を促す電子音が、ピッピッピッピッピッピッって、其処、此処で聞かれはじめました。
深度を上げながらうろうろしてると、僕はイイジマフクロウニを発見します・・・。
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
「ウミテング」
- 2002-01-23 (水)
- navigate

December/23/’01 後浜1.5号ブイにて(2)
深場のナシジイソギンチャクを撮影した後、砂地に沿って、ゆっくり浮上です。
(おやおや、これは久しぶりのウミテングさんではあ~りませんか?)
彼は、嫌な奴に見つかったなぁって顔で、僕を横目に見てます。
(まあまあ、そう嫌な顔せずに、ちょっとだけ写真撮らせて)
「おまえ、しつこいから、うっとおしいねん」
(まあ、そう言わんと、ねっ、ねっ、1枚だけ、ねっ)
パシャ~ッ
「おいおい、誰がかまんって言うたんや?」
パシャ~ッ
「おまえ、ええ加減にせぇよぉ!」
パシャ~ッ
「おいっ、殺すどぉ!」
パシャ~ッ
(ありがとねっ)
「もう、許さん!!!」
(いやいや、今度会ったら、また頼むね)
「いやじゃ、バカ、あっち行け!」
(はいはい、ほんじゃあね)
パシャ~ッ
たぶんこんな感じで、シャッターを切った様な気がします。
そんなウミテングさんの全身写真です

No.258_19 December 23 2002
Ushirohama No1.5
でも、ウミテングがいるということは、テングとかオカテングとかいう、
陸上の生き物がいるんだろうか・・・?
例えば、
ウミスズメは、スズメがいるし、
ウミヒゴイはヒゴイ
ウミジドョウは、ドジョウ(ウミドジョウは見たこと無いけど・・・)。
ただ、ウミシダウバウオについて考えたとき、
シダウバウオってのは陸上にはいないよなぁ・・・、たぶん。
ウミヅキチョウチョウウオもねぇ。
それから、ヒゴイもドジョウも陸上の生き物じゃないなぁ。
ヒゴイは、和風なお庭と空中にいるんだよね。
空中は季節限定だけど・・・、あっ空中のヒゴイはそもそも生き物じゃないっか(笑)
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
「アヤトリカクレエビ」
- 2002-01-22 (火)
- navigate

December/23/’01 後浜1.5号ブイにて
アヤトリカクレエビって、何が綾取りなんでしょうか?
これは、全くネーミングの由来が想像できません。
どなたか教えてください。
写真は、ナシジイソギンチャクです。
以上です。
変なものが見えるのは、貴方の気のせいです。
あまり、追求しないようにしてくださいね(笑)
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
「矢吹丈」
- 2002-01-22 (火)
- navigate

December/23/’01 サルガウドウにて
わ・・・わかるよ、なんとなく・・・
なにもそう、オーバーにりきまなくたって・・・
そうか‥‥ わかりゃあよし!
プロの拳闘界に生きようとすることは、つらいこともあれば苦しいこともたくさんある・・・
なみだはやっぱりつきものさ。
だが、これは負け犬が流すくそなみだじゃねえ。
きびしい精進のために流す、りっぱな汗のなみだだ!
なあ、ジョーよ・・・
ふたりで苦しみ、ふたりで歯をくいしばって、このなみだ橋を逆にわたっていこう。
そういうことからも、このなみだ橋のたもとにジムをかまえたということは、 じつに意味のあることなんだ。
なみだ橋を、逆にわたる‥‥か。
(C)高森朝雄・ちばてつや
本日12月23日から僕のダイビングは新年度が始まりました。
それはさておき、この日より念願のアクションファインダを装着しました。
モウ、ココロ、ウキウキ デス。
(これで、尻尾が切れたり、頭が欠けたりしない・・・)
(構図を考えながら、ピント合わせができる)
(うっ、嬉しい~)
そんな気持ち一杯で、エントリーしました。
しかーしっ!!!
(何だ、この暗さは?)
(ピントの山が全然掴めなーい)
色んな方から忠告を受けていたとおり、魔法のファインダーではありませんでした。
手に入れた全面の視野と引き替えに、細部は見づらくなってしまいました。
結構、いい値段だったのに・・・。
これだったら、普通のファインダーの方がピント合わせやすいやんか~(悲)
僕は、もう愕然として、サルガウドウの-20mの斜面で、
写真のとおり、紫色の少ないバイオレットボクサーシュリンプを撮ってしまいました。
(しっかし、オトヒメエビによく似てる。)
これも、見づらいファインダーのせいなのかな・・・。
※写真のオトヒメエビを見てたら・・・、
どうしてもバイオレットボクサーシュリンプの事を考えてしまい、
一つ先にアップした ウツボ が撮影時から丹下段平に見えてたのも手伝って
「あしたのジョー」 (C)高森朝雄・ちばてつや より僕の大好きな一節を載せてしまいました。
お楽しみ頂けたでしょうか?
全然意味のわからない方は、ごめんなさい
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0
「丹下段平」
- 2002-01-18 (金)
- navigate

November/23/’01 後浜1.5号ブイにて
この橋はな---
人呼んで、なみだ橋という
いわく・・・・
人生にやぶれ、
生活につかれはてて
このドヤ街に流れてきた人間たちが、
なみだでわたるかなしい橋だからよ
三年ほどまえのわしもそうだった
おめえもその ひとりだったはずだ・・・・
だが
こんどはわしとおまえでこのなみだ橋を
逆に わたり
あしたの栄光をめざして 第一歩をふみだしたいと
思う
わかるか
わしのいうてる意味が‥‥?
ああ?
わしのいうてる意味がわかるかよ
ジョー!
(C)高森朝雄・ちばてつや
- コメント: 0
- トラックバック (Close): 0