- 2008-09-07 (日) 18:21
- 海水魚水槽
久しぶりの水槽ネタですが、本日換水しました。
総水量の約半分に相当する43リットルです。
前回の換水が7月26日でしたので、
44日経過していることになります。
つまり、約6週間ぶりの換水となったわけです。
こんなに間が開いても、生物たちはすこぶる元気で、
恐るべしDSBシステムといった感想です。
さて、いつものように、海岸に天然海水を採取するため、車を走らせます。
往復で1時間ですが、妻とのプチドライブ気分なので全く苦になりません。
さて、現在の水槽の状況です。
ハマサンゴは、残念ながら3/4が白化してしまいました。
これは、真夏の水温上昇によるものだと考えています。
水槽用クーラーを導入していませんので、水温は35度前後の日が約1ヶ月続きました。
当然ハードコーラルであるハマサンゴは調子を崩し、徐々に白化が始まり、
現在はその一部しか残っていない状況です。
春先までは、共肉が盛り上がり細かなポリプが全開で、
ライブロック上に於いて、その勢力範囲を拡大しつつあったので非常に残念です。
まさに、ストップ温暖化を地でいってる感じです。
本当の地球がこんなになってしまっては、大事(おおごと)です。
マメスナギンチャクは、細々ですか何とか生息しています。
しかし彼らの先行きは非常に不安なものです。
もともと、調子が良くなかったのを低価格を理由に購入したのですが、復活することはなさそうです。
もしかしたら、我が家の水槽で、調子を持ち直してくれるかと、微かな期待をしていましたが、それは叶わぬ夢に終わりそうです。
さらに、クモガイはそのほとんどが死滅してしまいました。
彼らはいつの間にか自然に発生し、自然にいなくなってしまいました。
これは、原因がはっきりしていません。
ハマサンゴの不調により、生物層のエコロジカルニッチが変化したのかもしれません。
いずれにしても不明です。
スターポリプは、絶好調です。
というのも、カクレクマノミの導入により、人工餌の給餌を開始したためだと思います。
残餌が時折スターポリプの触手にたどり着き、それを捕食しているシーンを度々観察しました。
やはり、サンゴのみの水槽であった時は、栄養塩濃度をはじめ、飼育水がきれいすぎたのかもしれません。
スターポリプといえども、時折の餌は必要なのだと実感しました。
今は、走根がライブロックの表面を覆い尽くす勢いで、5cmほど離れた隣のライブロックに到達する勢いで、水槽の中層域を伸びてます。
すさまじい成長をとげています。
またどこから来たのか、各種ハードチューブ(ケヤリの仲間達)も大小さまざまに各所に着生し、オレンジ色や、紫色の鰓冠を広げています。
あと、カクレクマノミ2匹も、絶好調です。
水温の上昇など、全く関係なく餌をパクついています。
体長も、飼育開始時より二回り大きくなってます。
その他、ヨコエビ達も、まるまる大きくなり、時々脱皮ガラが水槽内を舞ってます。
レアキャラの白黒の巻き貝(名前不詳)も5倍以上の大きさに成長しました。
たまに、ライブロックの表面をモソモソはってます。
それから、はっきり言って迷惑なのですが、ウミケムシも沢山います。
かれらも、カクレクマノミの食べ残しで急成長しているようです。
こちらは、なにか対策を考える必要があります。
真夏の水温35度を、なんとか越えた我が家のDSB水槽。
2年目を迎える秋になり、これから水温は落ち着いてきますが、今後どのような変化があるでしょうか。
いずれ、またお知らせいたします。