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蔵出し新酒

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軒先に吊られた緑の杉玉が初々しい、
高知県大正町の蔵元「無手無冠」に直接伺いました。
しぼりたて新酒、本日より一般販売開始だそうです。
購入したのは「酒槽一番汲み」です。

蔵元に伺った時には、僕たちの見える場所には陳列されておらず、蔵からの搾りたてを持って来ていただきました。
まさしく蔵出しとは、この事です。
外は社名の入ったトラックが、荷を満載して出て行ってるし、別の配送担当者さんは何やら打ち合わせ中のようで、無手無冠は出荷作業で大忙しのようでした。

蔵からお酒を持ってきてもらってる時、
「ここの日陰になっちゅうとこに、置いてぇ」
って、土佐弁が聞こえました。
瓶詰めした直後の「生酒」を、たとえ販売時のわずかな時間でも直射日光を避けて慈しむ姿は、当たり前とはいえ、流石、酒蔵やなと感じました。
ここ無手無冠にはいつまでも、美味いお酒を造り続けていただきたいと感じました。

無手無冠

地の酒づくり | 無手無冠 
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