- 2009-01-31 (土) 23:11
- ほんとだすらい
今まで連続で続いたエントリーは、職場の旅行のでの各シーンだった。
結構強引な旅程であったのだが、下関に行ったという事の目的は、
そう、フグを食する事である。
さて、そのフグ料理についてまとめてみる。
ご存じの方も多いと思うがフグの本場山口県では、フグをフグと呼ばず「ふく」と呼ぶ。
理由は諸説あるようだが、やはり「福」になぞらえているらしい。
今回お世話になったお店は、料亭「古串屋」さん。
ご当地では非常に有名な老舗料亭だそうだ。
記憶の新しいうちに感想も交えてアップしておく。
お品書き
まずは、煮凍り
それから、お刺身
これは、抜群の歯ごたえと味の調和が最高
中央に黒く見えるのはヒレ。
M)これは食べれるん?
I)ええ、食べれるでしょう
このやりとりの後、M氏はヒレを強引に食べようとしてしばらく、モグモグしていたが、
「それは食べられませんよ」と仲居さんにご指導頂いた。
曰く、全然噛みきれんかった。
M氏は強者であり、I氏はうそつきであった。
白子の塩焼き
塩焼きは初めて食べたが、コクのある半生感が抜群。
ミルキーで、生臭くなく表面を炙った香ばしさが口いっぱいに広がった。
焼き物
ひれ酒
料理ではないが定番なので、熱々を頂く。
お雑煮
お正月以外での雑煮もなかなかオツなものである。
唐揚げ
ちり
雑炊
フグの雑炊は美味しいが、これは最高であった。
上品な薄味と、フグの風味がさっぱりとしている。
デザート
不思議な甘みと酸味。
柑橘の爽やかさがフグを食した後には特によく合うと思う。
写真では分かりづらいのだが、三宝柑の上部は切ったままの状態で残してあって、
それを搾って食べるようにとの事であった。
一生懸命搾ってみると、ゼリーの上に、子どものプールに相当する水深が生まれて、
「これで良いのか?」と質問をしたら、
仲居さんに「完璧です」と軽くいなされたのは、僕だった。
フグはやっぱり上品な食べ物だと感じた。
非常に、美味しゅうございました。
番外
本日の昼食は、朝、リサーチしていた唐戸市場を再度訪れて、市場で直販している、取れたての魚を頂いた。
市場の様子
業者さんたちがひしめき合っている
今日の昼食
マグロ丼と握り
土曜日ということもあって、観光客は多かったようだ。
そんな状況なので、場所の確保には熾烈を極めている。
追加のお寿司を調達するために椅子から離れると、すかさず別の観光客が椅子を持って行こうとする。
非常なサバイバルが繰り広げられている。
写真の奥の方では、立ったまま食事をされているグループもいらしたようだ。
そんな市場の中の雑多な雰囲気が、また良い感じなのだ。
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