- 2008-01-12 (土) 17:28
- ほんとだすらい
- 日付
- 2008/01/12
- ロケーション
- 我が家
- ポイント
- 玄関
- 気温
- 17度
- 最低水温
- 23度
- 潜水時間
- 55分
- 最大深度
- 48cm
- 平均水深
- 46.5cm
脳内での事である。
妙なタイトルを付けて申し訳ない。
騙すつもりはなかったのだが、本当にそう感じだのだ。
カメラを手にして小一時間シャッターを切り続けたので腕がだるい。
息をこらして、置きピンでファインダー内に被写体が入ってくるのを待つ。
左目で被写体を追いながら、右目でファインダー内の露出情報を確認。
ファインダーに被写体が入ってきたら、アングルを微調整してレリーズ。
サカナは、こちらの「気」を読んで近づいてこないのは、海の中も陸の上も同じようだ。
最初の30分は「撮る気」満々なので、サカナは水槽の奥を左右に行き来するばかりで表に出てこない。
腕がだるくなりカメラをおろして、こちらが一息ついた頃、水槽の前面に現れた。
いつものように、ニコンD50、ニッコール105mmマクロ+2倍テレコンバータMC7で撮った。
光源は水槽上部に設置してある20w蛍光灯3本(白x1、青x3)と自然光である。
ISO感度は、シャッタースピードを稼ぎたかったので1600とした。
画質が荒れているのはそのせいである。
ピントが来てないのは、水槽のガラスがレンズの役割をして、
光の屈折が通常でないことに起因するものが30%、残りの70%は僕の実力不足である。
(ガラス面に対して正確に直角でないと、どんなに頑張ってもピントは合焦しない)
最後に海に潜ってから現在まで27ヶ月が経過しているが、
サカナの写真を撮る時は、無減圧時間が気になったり、移動する際に砂の巻き上げが気になったり、
まるで、海底でのシチュエーションがバーチャルで体感できたのは不思議だ。
これで、水中のようにカメラがもう少し軽く安定すれば良いのだけれど、
ストロボのチャージを気にすることなく、連射できるのはありがたい。
写真は、先日水槽のタンクメイトとなったコウワンテグリ。
そういうわけで、久しぶりに動きのある生物が入ったので水槽の観察がまた楽しくなった。
サンゴの場合は、盆栽に通ずる趣であるが、サカナはやはりペットの楽しさである。
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