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水槽のオーバーフロー化計画、考え中

それから、
オーバーフロー水槽についていろいろ考察を加えてみました。
まず、オーバーフローには、様々な方法があるようで、
1)底面に穴をあけて、下部のサンプ(水溜層)へ
2)背面に穴をあけて、下部のサンプへ
3)主水槽には穴を開けず、サイフォンの原理でサンプへ
これらにはそれぞれ強みと弱みがあるわけですが、
ここでは、その詳しい特徴は割愛します。
ただ、いずれも、穴を開けたり配管作業を行ったりと、
稼働するには、DIY的な要素が伴うことになります。

まず、1)の場合水槽の底面に穴を開ける作業では、
ガラス水槽の場合特殊工具が必要となり素人が独力で実施するのは無理。
アクリル水槽でも同様なので、業者に依頼するか、もともと穴の開いている
水槽を入手することとなります。
もっとも一般的なオーバーフロー水槽の形態だと思います。
2)の場合も同様に背面に穴を開ける作業は素人には困難で、
しかもはじめから側面に穴のある水槽は無いのではないかと思います。
つまり、業者に依頼する事になります。
また配管も1)に比べて複雑になると思います。
ただし、設置後のメンテナンスは比較的楽になるかもしれません。
3)の場合は、水槽を加工することはなく、配管作業のみになります。
サイフォンの原理を利用するために、微妙な位置関係が大切となるうえに、
停電でポンプが停止したときの事を想定すると、飼育水が全て床にあふれる危険性があり、
その点も考慮した大きなサンプを選択する必要があります。
我が家でオーバーフロー水槽を設置する場合は、ノウハウや部材の豊富な1)になると思います。
水槽にはじめからオーバーフロー用に穴が開いている物を入手するのが一番手っ取り早いですね。
それから、配管は水道用のエスロンパイプをホームセンターで買ってきて切ったり接着したりする事になります。
妻は、この配管の作業に合点がいかないらしいのです。
170リットルと言えば、一辺が55~6cmの立方体の水と同量です。
釣りのクーラーに例えるならば非常に大きなものです。
というか、そんな大きな容量のクーラーはありません。
小さなお風呂なみです(そんな小さなお風呂もないか・・・)。
話がそれましたが、、大量の海水が配管の誤りで溢れたときのことを考えると
恐ろしくで夜も寝られないらしいのです。
それは、僕も同様なのですが、僕の親父は手先の器用な人でした。
自宅には、ありとあらゆる大工道具がそろっており、カンナの歯は当然研ぎますし、
ノコギリの目をたてる、専用の砥石もありました。
そんな親父の息子ですから、経験は一度もありませんが、水槽の配管くらいは、
創意工夫を持って完成度の高い細工を行うことに当然、自信があります。
この事を妻に伝えると、
妻「お父さんが器用だったことは間違いないよ」
妻「でもね、その、どこから来るか分からない自信が怖いのよ」
僕「そんなこと無いよ、カエルの子は、カエルだよ」
そう伝えた僕の脳裏に、一点の思いがよぎりました。
妻のお父さんは、英語がペラペラでした。お姉さんも同様にペラペラです。
で、妻は僕とほとんど変わらない英語力である事実を・・・。
読めない、書けない、しゃべれない、三拍子そろっているわけです。
カエルの子はカエル、、、
確かに、パイプを固定する万力もありませんし、ノコギリで切った経験もありません。
接着剤を使って接合したことも、もちろんありません。
エスロンパイプは有機溶剤の影響で、接着時に解けて短くなるということは
聞いたことがありますが、どの程度影響があるかは経験が無いので分かりません。
こう考えると、なんの根拠もない自信に170リットルの海水を預けるのは
少々リスクが伴うのかもしれません。
どうなるんだ、我が家のオーバーフロー水槽計画・・・。

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