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「ヒトデヤドリエビ」

January/6/’02 後浜3.5号ブイにて

ヒトデヤドリエビは、何故だか大好きです。
特に、こんなにきれいなヒトデについている場合は格別ですね。
キンギョ根から沖側の岩場にいた、30cm位のマンジュウヒトデについていました。
このエビは普段は写真の様に表面にはいません。
ヒトデの裏っ側で、何個体かで、ひっそりと暮らしています。
僕たちダイバーがヒトデをひっくり返して表面に集めるんですね。
まあ、その是非については、またの機会にお話しするとして・・・、
もの凄く楽しみなんですよ、ひっくり返す瞬間が・・・。
(あ、ヒトデ・・・)
(どんなエビ達がいてるかなぁ(笑))
この表現しがたい期待感は、子供の頃、駄菓子屋さんでくじを引く時のものによく似てます。
2cm角の正方形の厚紙の裏に張られた紫色の薄い紙をめくるんですね。
まだ子どもの僕には、ちょっとした作業なんですが、早く見たいけど見たくないような
痛し痒しの感覚です。
う~ん、ちょっと違うか・・・。
まあ、そんな感覚です、わかるでしょ?
っで、厚紙には「はずれ」って書いてあります。
お店のおばちゃんは、
「はい、いずるちゃんは、はずれやったね」
って言って黄色い魚の形をした、カレー味のスナック菓子を
プッチンプリンくらいの大きさのカップ3杯分、紙袋に入れて手渡してくれます。
たまに、緑色の海藻をイメージしたものと、オレンジ色の魚がいたりします。
はずれは、3杯なんです、ってあたりは5杯だったかな・・・?
駄菓子屋さんのくじはこのカレー味の魚のスナックが大好きでした。
発見した時は、茶色っぽくて汚い感じのヒトデでしたが、ポジで見ると非常に美しいです。
この写真のマンジュウヒトデは 「あたり」 でしたね。

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