August/4/'02 民家下

写真はスジクロユリハゼの若魚といったところでしょうか?
体長5cmくらいの小さい個体でした。
ヒレの形とか表情にまだ幼さが残ってます(?)

勤崎や一切小島の場合、このサカナは−40m付近のやや深場で生息していることが殆どです。
当然そのダイビングの最初の被写体になるサカナです。
っで、あまり頑張りすぎると、浮上直前の退屈なそして楽しい、?分間を余儀なくされる、
魔性のサカナです。

でもここ民家下では、少々勝手が違いました。
この群青で写真に付けるコードは、師匠の流儀にしたがって、
タンク本数とフィルム番号によって表現されてます。
例えば今ご覧のこのページは329本目の23枚目のカットという意味です。
このダイビングのエントリー前にフィルムを入れ替えてますから、
一番最初のカットはフィルムの1枚目から始まってます。
つまり、このスジクロは36枚撮りのフィルムの23枚目付近で遭遇してるわけです。
もちろんそんな時間に−40mを潜行してるわけはありません。
このサカナを撮影した時、深度確認のためにコンピュータを見るこの目を疑いました。
現在深度−25mを表示していました。
信じられない、今までの最浅記録です。

以前から、後浜にもスジクロがいてるらしいという噂はありましたが、
マユツバとしてしか聞いてませんでした。
ここ、民家下の−25mでこのサカナを見てからは全く否定はできなくなりました。
ただ、このサカナが生息する環境が後浜にはあるかな〜?
※H14.10現在、後浜では未だこの目でスジクロを見てません(笑)




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以前「スジは黄色やけどなんでスジクロ?」って書いたことがあります。

先日気が付きましたけど、
クロユリハゼっていうハゼがベースで、それにスジが入ってるから
スジクロユリハゼっていうみたいですね。


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