|
|
ウチワや、トサカなどのソフトコーラルの陰に隠れるように生息しているのですが、 かなり目立つので、初心者でも容易に発見できます。 その特異な、まるで蜘蛛のような見た目に (海の中にも蜘蛛がおるっ!) って、感覚を柏島で潜る98%の初心者ダイバーが覚えます。 僕がダイビングを始めた頃は「ムギワラエビ」という名前で呼ばれていましたが、 最近になって、「ムギワラエビ」とはどうも違うらしいということがわかり、 「オルトマンワラエビ」と名前が変わりました。 「ムギワラエビ」は、−100m以深の深海に生息しているらしいく、 僕のようなお遊びダイバーが潜れるような水深にはいないようです。 でも外観上では区別するのは困難らしいです (どこかのページにそう書いてありました) 。 じゃあ、ムギワラエビって呼んでも正しいか、誤りかは判らないと思うけど、 その辺りはどうなんでしょうね? 結論として、深いはムギワラ、浅いはオルトマンと覚えることにしてますが、 その定義では、ムギワラにはいまだ遭遇できてません(笑) ←当たり前か・・・。 ところで、オルトマンワラエビっていう、和洋折衷な名前もどうにかならないものでしょうかね。 オルトマン氏が研究したワラエビと言う意味だと思いますが、ちゃんとした和名ではないのかも・・・。 それからもう一つ。 エビって名前が付いてますが分類学的な見知においては、いわゆる「エビ類」ではありません。 異尾類です。 異尾類には他に、ヤドカリや、コシオリエビなどがいます。 以前、この「オルトマンワラエビ」が泳ぐシーンに遭遇したことがあります。 コシオリエビよろしく、前足2本を前にピンと延ばし、通常折りたたまれている尻尾をパクパクさせながら、後ろに進んでました。 (やっぱり君も、コシオリエビもお互い親戚同士なんやね〜) こんな感覚を覚えるダイバーは、あまりいませんよ(笑) |