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でも、水面下はとても穏やかで透視度20m程度の綺麗な後浜です。 さてここは3号半です。 僕はネジリンボウを目指して、エントリーです。 とは言っても一応砂地を抜けてゴロタ石を下り深場まで降りることも忘れません。 別のハゼがいるかもしれませんからね。 そんな3.5号ブイ、エントリー直後の砂地でのことです。 皆様の一団から、ちょっと離れて地面から10cm位の位置を保って、 ゆっくりゆっくり進んでました。 かなりゆっくり(10cm/秒)だったのですが、僕の前を、上の写真の様に ハマフエフキの群れがたむろしてました。 地面の砂に口を突っ込んで砂をパクパクしてます、全員が・・・。 2〜30尾の群れが、同じタイミングでこれをやってる光景は、ちょっと気味悪いです。 っで、僕が近づいてることに気づいたリーダー的存在のハマフエフキが近づいてきました。 すると、遠巻きに5尾くらいの若い衆(ほんまかいな?)も近づいてきました。 僕は、なぜか町で怖いおじさんの集団に出くわしたみたいな気持ちになって、 ちょっとたじろぎました。 そんな僕のひるんだ所を5人の若い衆は、見逃しません。 すぐに親分の真後ろまでやってきて、目を凄ませています。 (こまったなあ) (こんなところで、こいつらと時間つぶしてる場合じゃないんよねぇ) (・・・) (・・・何を困ってるんや?) 僕は、すぐに彼らは、町の怖いおじさん達じゃない事に気がつき、そのまま前進しました。 若い衆は、すぐに後退しましたが、親分はさすがです。 下の写真の様に、更に凄むように頭を下げて、僕に進路を譲ってくれません。 そんな親分に敬意を払い、写真に収めました。 すごいですよ、こんな至近距離で、ストロボ光を浴びても、結局退散することなく、 僕が、進路変更をして、沖まで出たのですから・・・。 |
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でも、なんか嬉しいですね。 最近は、こんな風にサカナ達が僕に興味を示してくれる機会が多くなりました。 これって、変な動きや音が少なくなって、水中ではサカナに一歩近づいたことと思っていいのでしょうか? 師匠、如何でしょう? |