October/14/'01 後浜3号ブイにて

モノスゴイ ハゼ ハッケン
の情報により赴いた3.5号ブイの沖合でした。
(この日は、3本とも、このポイントに行くことになりますが・・・、詳しくは、師匠のHP「柏島水中散歩」にて)

まあ、色々ありまして、僕はオニハゼを撮影するために、ゴロタ石に隠れて
じぃ〜っとしてました。

どこからともなく、ホンソメワケベラ1匹がやって来て、ハウジングのポートの周りを 突っつき始めました。
やがて、もう1匹が、僕のマスクの周りをうろうろしてます。
更にもう1匹やって来て僕のBCの肩の部分をクリーニングし始めました!

僕は、オニハゼを撮りたかったのですがベラ達が居るために集中できず、 堪りかねて、手で追い払いました。
追い払っても、追い払ってもやってくる小さな彼等の熱心さに負けて、
(そんなに汚れてるんだろうか)
って少々ブルー入りつつ、彼等のなすがままになってました。
都合3匹のクリーナー達に、クリーニングされました。
もちろん、初めての体験です。

左手の無神経な電子音が鳴った後も、なすがままの状態でした。

さて、写真のニジギンポ君は、この日の減圧停止の友でした。
後浜の3号ブイとケイソンを繋いでいるロープにつかまって停止していると、
ロープにある巣から、出たり、入ったりしていました。
頻繁に、目の前をチョロチョロしてくれるので、電源を落としていたカメラ、ストロボを リブートして、思わずシャッターを押しました。

写真ではわかりにくいのですが、この日の−4mはかなりの流れがありました。
僕は膝でロープを挟み込み、鯉のぼりのような状態になりながら、 この愛らしいニジギンポ君を撮影しました。

おかげで、いつもなら苦痛の8分間も、あっと言う間に過ぎていきました。


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