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長い物体が、くねくね動いてる気配を感じで、顔を右に向けてみました。 僕のマスクの、スカート部分はクリアシリコンで出来てるので、結構視界が広いんです。 顔の真横に何かあると、何となくボヤァ〜ってわかります。 ハナアナゴがその長ぁ〜い体を器用にくねらせて泳いでました。 (おお、こいつが泳いでるのは初めて見た) (ちょっと、接近してみよう) すると、ハナアナゴ君、僕が近寄る気配を察したのか、 中層を泳ぐのをたちまち中止して、着底しました。 長い体をブルブルッて震わせて、瞬く間に、砂地に潜りました。 それから、顔だけちょこんと出して、僕の様子を伺ってます。 その様子が、あまりにかわいらしくて、普段は、撮らないサカナですが、 今日は特別。 ファインダーを覗きました。 (よしっ・・・) ストロボの電源を落として、ハウジングに取り付けていたビデオライトをはずし、 地面に置いて彼に当ててみました。 僕は、そのまま彼を挟んで反対側に廻り、シャッターを切りました。 水が良くないので、あまり期待してなかったんですが不安げに僕の様子を伺っている ハナアナゴの健治が、写ってました。 (健治、大丈夫やって) (もう、あっち行くし・・・) そう思いながら、ライトを回収して、浅場に進みました。 |