| |
| |
当時は、ネズッポ類の存在すら知らなかったので、初めて見たときは、 (形は変やけど、これもサカナなんやねぇ〜)って思ってた記憶があります。 ところがですよ、この変なサカナが背鰭を広げるとさあ大変。 体に不釣り合いなほど大きな、その背鰭は、まるで、ジュリアナ嬢が扇子を広げたように、 美しく、我々を魅了しました。 その時は、 福留さん のデジタルカメラを持たせて貰ってて、 「早く、このヤマドリを撮りなさい」って合図を頂くんですけど、 それまでに、僕がバカみたいにダテハゼとか、オトメハゼばかりを撮ってたので、 ちょうど電池切れで、撮影できませんでした。 結局ヤマドリが扇子を、いやいや、背鰭を広げたシーンは、 後にも、先にも、この時しか見てないのですが、僕は、ホタテツノハゼが 団扇を、いやいや、背鰭を広げてるより美しいと思います。 ※「ホタテツノハゼ」ファンの皆様ごめんなさい それ以来「ヤマドリ」に魅了された僕は、 真のガイドの矢野さんにも、 名ガイドの吉松さんにも (これは、ヤマドリではないですか?) って色んなシーンで合図を送る事になるんですが、 (・・・違います) (・・・ヤマドリではありません) (それは、ミヤケテグリです) って事になって、皆さんに迷惑ばかりかけてました。 でもなぜ「ヤマドリ」なのでしょうか? 魚なのに鳥って変でしょ? ず〜っとそんな疑問を持ち続けてたんです。 で、この写真を見て、初めて納得しました。 顔が、「キジ」そっくりだったんですね。 「日本まんが昔話」の「桃太郎」に出てくるキジの顔、そのまんまでしょ(笑) 検索エンジンで「ヤマドリ」を検索してみるとキジ目キジ科の留鳥で普通種であるとのこと。 僕は山の鳥という意味で捉えてましたが、「ヤマドリ」というキジ科の鳥がいるんですね。 知りませんでした。
※ 勝手に「ヤマドリ」の名前の由来を想像してますが、全然関係ないかもしれません。 |