August/7/'01 サルガウドウにて

このエビは、スザクサラサエビです。
って言っても、「普通のサラサエビと、何が違うの」って思うでしょ?
あ、これより先は、このエビを知らない方のみ進んで下さい。
(先輩諸兄は、ここでお別れです。次回のアップロードにご期待ください。)


さて、地面の砂粒をよく見てください。
いつもの、マクロの最短の画像と比べて何か違いませんか?
いつもの画像では、砂の一粒、一粒が、ハッキリ、大きく見えてるでしょ?
この写真は、最短じゃないんですよ。結構離れてたんですから・・・。









例えば、


No.216_03 August 7 2001 at Issaikojima

この写真の「サラサエビ」は体長1cmでしたが、どうですか?
ガンガゼの棘の太さと比べてみて下さい。
いかに小さいかが、ご理解いただけますか?


上のスザクサラサエビの写真の砂の一粒がは見えますか?
そう、上の写真エビは、全長80cm。
網で捕まえて、腕のいい板前さんにお願いして、お慶びの席に出される懐石を彩る
お造りにすれば、ゆうに30人前はできる、そんな巨大なエビです。




ウソです。

でも、鼻先から尻尾までは、10cmくらいはありました。
ホント、ビックリしましたよ〜、でかいんですからー。
写真では、比較物が無いのでわからないんですよね。
次からは、タバコを隣に置いて写真を撮らなくては・・・。

(きょ、キョッ、巨大なサラサエビだぁ〜。)
(いつも見てるのは、せいぜい3cmやし・・・)
(こいつは、突然変異に違いない。)
(絶対、まだまだ大きくなるんや・・・)
(いずれ全長80cmまで成長し、この根?の主になって・・・、)
(ここを制圧して・・・)
(今は、呑気に、泳いでる、色とりどりのハナダイ達を・・・、)
(・・・食べてしまう。)
(そのうち、無防備に写真を撮ってるダイバーまでも・・・・)
(いかん、なんとかせねば・・・)

アカオビハナダイを撮るために少々深く降りたポイントで、窒素をお腹一杯吸い込んで、 またしても、いい気分になりつつ、意味不明な、アホな事を考えてしまいました。

「ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ」

そんな僕を、現実の世界に戻してくれた、アラジンは、
「バカなこと想像しないで、早く上がりなさいっ」
って浮上を促してくれました。

で、結局サラサエビとの違いは、その大きさだと思います。
それから、Eddie Van Halenのギターの柄にも似てます(笑)
その他にも、色々あるんでしょうけど、まあ、僕のレベルではこんなもんです。

ごめんなさい。


上の2枚の写真を比較すれば、明らかに違うエビですけどね・・・(笑)

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