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巷では留袖海老と呼ばれていた「トゲツノメエビ」を探すために、後浜に入りました。 フリッパーズの真のガイドの矢野氏 と、 名ガイドの吉松氏 が、二人がかりで探して下さっています。 結局、そのエビは僕たちの前に姿を現すことはありませんでしたが、 その代わりといっては何ですが、面白いものを見ることができました。 まずは、「トゲタナバタウオ」。 180本目で初めて見た「ナカハラタナバタウオ」の仲間ですね。 こいつは、ちょこまかとすばしっこくて、とても写真に収めることなどできません。 さて、この写真には何が写っているかわかりますか? ここには、小さな、小さな、命が息づいています。 僕は卵の中で動いているハナイカを見て、びっくりして、感動しました。 ハナイカ自体が、どこにでもいるイカじゃないと思うのですが、 その孵化直前の卵が3つです。 これも、僕が知らないだけで、大抵のダイバーは目にしているのでしょうか? う〜ん、わからない。 この写真は、ストロボを使用せずに、水中ライトのみで撮影しました。 撮影協力:吉松浩司 氏(マリンクラブフリッパーズ) |