June/23/'01 後浜1号ブイにて

この日の3本目を潜るゲストは僕だけとなりました。
巷では留袖海老と呼ばれていた「トゲツノメエビ」を探すために、後浜に入りました。
フリッパーズの真のガイドの矢野氏 と、 名ガイドの吉松氏 が、二人がかりで探して下さっています。
結局、そのエビは僕たちの前に姿を現すことはありませんでしたが、 その代わりといっては何ですが、面白いものを見ることができました。

まずは、「トゲタナバタウオ」。 180本目で初めて見た「ナカハラタナバタウオ」の仲間ですね。
こいつは、ちょこまかとすばしっこくて、とても写真に収めることなどできません。

さて、この写真には何が写っているかわかりますか?
ここには、小さな、小さな、命が息づいています。
僕は卵の中で動いているハナイカを見て、びっくりして、感動しました。
ハナイカ自体が、どこにでもいるイカじゃないと思うのですが、
その孵化直前の卵が3つです。
これも、僕が知らないだけで、大抵のダイバーは目にしているのでしょうか?

う〜ん、わからない。



この写真は、ストロボを使用せずに、水中ライトのみで撮影しました。
撮影協力:吉松浩司 氏(マリンクラブフリッパーズ)