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諸事情により、4号ブイに係留する事を、マリンクラブフリッパーズの 名ガイド、吉松さん は、選択されました。 お店で行ったブリーフィングの内容と変わってしまったので、必要な注意点と、確認事項を 手際よく説明され、エントリーです。 このポイントは広大な砂地の中に、ポツポツとイソギンチャクなんかが点在し、 まさに、広い、広い砂漠にサボテンが生えている、古の西部劇に登場する ロケーションのようにも見えます。 僕たちは、さしずめカメラを持ったカウボーイ、牛を追うがごとくに、ハゼを探します。 以前、皆様が砂地に這いつくばって匍匐前進する様を、地面から2m程浮上し、 上から観察したことがあります。 これは、これで、面白い絵が撮れそうな気がしました。 この日は、僕もハゼを探して砂地を進んでいると、写真の甲殻類が目にとまりました。 普段は、巣穴にハゼと共生する「テッポウエビ」です。 この日は、一人で砂地をヒョコヒョコ歩いています。 (もしもし、君は一人なの? 大丈夫かい? お仲間のハゼ君はどうしたの? お家はどこ?) こんな事を心の言葉で問いかけながら、シャッターを切りました。 いつもは、臆病で、すぐ巣穴に入ってしまう彼等しか見たことが無かったのですが、 こんな丸裸(?)状態の、大胆なテッポウエビは初めて見ました。 また、右のハサミだけが、異様に大きいのも初めて気が付きました。 知ってましたか? |