向 日 葵

今は、もう秋・・・、ですが、−4?mに咲く妖艶なヒマワリ


July 28 '02 Kashiwajima




ここに、小さなピンク色した袋(110X80mm)があります。
「薬用入浴剤ストロベリーバス」
と書いてあります。
「ストロベリーの香りがベースのフルーティーな香りの入浴剤」なんだそうです。

少し前から我が家にあり、気になっていたのですが、
"ストロベリー"が少々恐ろしくて使うのをためらってました。
効能が、「肩のこり、冷え症、疲労回復」とあったので疲労回復の目的で、
本日、意を決して使ってみました。


軽快なメロディーにのって「〜〜オフロガ ワキマシタ〜〜」
と湯沸かし器が風呂の準備ができたことを伝えます。
僕は、すっぽんぽんになってお浴室に向かいました。

さて、「ストロベリーバス」です。
まず「開け口」の切り込みに沿って封を切ります。
細粒の入浴剤をサッサッサッと入れてみます。
緊張の瞬間です。

すると、一帯に苺のような香りが広がります。
「ん・・・?」
「?・?・?」
「イチゴ?」
「これは、イチゴのニオイと違う?」
「何のニオイ?」
「・・・」
「・・・かき氷」

そう、それは、かき氷のイチゴシロップの香りでした。
バスタブは、ピンク色に染まり、
夏のお祭りでは欠かせない、イチゴ味のかき氷シロップを
ぶちまけたような、そんな世界が僕のお風呂に拡がってしまいました。
「・・・;」

でも、何故だかいつもよりゆっくりと、バスタブにつかることができました。
「よう判らんけど、癒されてる?」
「イチゴも、・・・悪くないかな?」
こんな事を自問自答しながら、石けんのポンプを押してしまった僕はその過ちに、 後悔するのでした。
マイルドフローラルの香りが一面に拡がり、イチゴシロップのニオイと
混ざってしまったから、さあ大変!!
異様なニオイが一面に漂い、むせ返ってしまいました。

その後、シャンプーのエレガントで洗練されたグリーンフローラルの香り(シルクプロテイン配合)
のポンプを押す頃は、
鼻も慣れて、別に何も感じなくなっていたので、ゆっくりシャーワーで流して、
元のイチゴシロップのニオイを堪能しました。

イチゴの香りがこれほどヒトを癒すものかと大発見でした。
癒すと言えば、写真のイソギンチャク。

某ポイントに存在するのですが、皆様はあまり行かない場所です。
僕たちは「ヒマワリ」と呼ぶこの生き物が醸しだすその、

鮮やかさ、
妖艶さ、
孤独感、

が、大好きです。

見ての通りのイソギンチャクですが、いてる場所と触手の色、存在感が特別ですから
僕を癒してくれるのでしょうか・・・。

少々強引でした(笑)。