September/8/'01 竜の浜にて(night)

通算226回目のダイビングは、2度目のナイトダイビングでした。
最初はアドバンスの講習の時に、 今はマリンドリームのオーナーで懇切丁寧なガイドの福留氏 と二人だけで潜りました。
その際、漆黒の闇の中にエントリーしていく瞬間は、緊張しまくっていました。
でも、ナイト特有の、夜の生き物の繊細な表情は素晴らしく、 ハチの「ウイッ、ウイッ」っていう鳴き声(?)は今だにインパクトのある思い出 として残っています。

さて今回はというと、別のサービスのダイバーと同時刻に、 エントリーとなったために、30〜40名のダイバーが各々ライトを持って そこら中をうろうろしており、初めて潜った時のような夜の海の神秘性は あまり感じられませんでした。
しかし、やはり夜の海は素晴らしかったです。

昼間は見ることのない生き物たちの生き生きとした表情が、 あの広大な砂地の各所で見られます。

・漫画のように、頭を持ち上げて、足を丸めているタコ
・寝ながら泳いでるアオヤガラ
・流されないように、珊瑚に噛みついてねてるカワハギ
・フリソデエビの餌にしたら1年分になる超巨大なヒトデ(70cm)
・写真のちっちゃなクルマエビ科の一種

砂粒と比較すれば、その大きさが想像していただけると思います。
このエビは、すぐに砂に潜ります。
いけないこととは思いつつも、指示棒で、堀り出して撮影してしまいました。 ごめんなさい。


それから、大きなカイメンを背負ったオオカイカムリ

背景の濃紫が、カイメンです。体の3倍はありました。


No.226_02 September 8 2001
Ryuh no hama

最初は、カイメンに足が生えて移動してると思いました。
そのコミカルな動きとは裏腹に、オオカイカムリの正面顔は、
映画「プレデター」です。

でもゴロタに帰っていく後ろ姿はサラリーマンのそれのような、寂しさがありました。




ナイトダイビングでの写真は、日中の写真とどう違うのか、少し期待していましたが、 ストロボを使って撮影する以上、その出来上がりは、昼も夜も変わらないんですね。
相変わらずです、トホホ・・・。

また一つ勉強になりました(笑)。


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