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後浜2号ブイ

「ミズヒキガニ」

April/13/’03 後浜2号ブイ

写真のミズヒキガニ、名前について考えてみました。
「ミズヒキ」=「水引」と仮に考えてみます。。
慶弔の際に先様に届ける金品は、水引で結ばれ、熨斗(のし)がつけられます。
水引の歴史は古く、飛鳥時代まで遡ります。
随に渡った小野妹子が帰朝の際、随から日本の朝廷へ贈られた贈り物には
麻を紅白に染め分けた紐状のもの「クレナイ」が掛けてありました。
これが水引の元とされてるそうです。
これは帰途の海上の平穏を祈願すると共に、贈り物が真心のこもった品物である
ことを表したものだと言われているようです。
ミズヒキガニは、そんな太古の中国からダイバーのために送られたカニです。
我々の海中での安全を祈ってくれているありがたいカニなのです。
ご覧のミズヒキガニもそんな風に縁起良く見えるでしょ?
逆さになって何とも怪訝な顔でこっちを見てるのは、貴方の気持ちに曇りがあるからです。
何事も、斜に構えず、まっすぐな気持ちで接しましょう。
それにしても、ウルトラセブンに出てくる怪獣「ガンダー」によく似てます。
って言っても、わからないでしょうね~。

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「オルトマンワラエビ」

December/29/’02 後浜2号ブイ

ダイビングを始めて最初の頃は、結構気になる生物です。
ウチワや、トサカなどのソフトコーラルの陰に隠れるように生息しているのですが、
かなり目立つので、初心者でも容易に発見できます。
その特異な、まるで蜘蛛のような見た目に
(海の中にも蜘蛛がおるっ!)
って、感覚を柏島で潜る98%の初心者ダイバーが覚えます。
僕がダイビングを始めた頃は「ムギワラエビ」という名前で呼ばれていましたが、
最近になって、「ムギワラエビ」とはどうも違うらしいということがわかり、
「オルトマンワラエビ」と名前が変わりました。
「ムギワラエビ」は、-100m以深の深海に生息しているらしいく、
僕のようなお遊びダイバーが潜れるような水深にはいないようです。
でも外観上では区別するのは困難らしいです (どこかのページにそう書いてありました) 。
じゃあ、ムギワラエビって呼んでも正しいか、誤りかは判らないと思うけど、
その辺りはどうなんでしょうね?
結論として、深いはムギワラ、浅いはオルトマンと覚えることにしてますが、
その定義では、ムギワラにはいまだ遭遇できてません(笑) ←当たり前か・・・。
ところで、オルトマンワラエビっていう、和洋折衷な名前もどうにかならないものでしょうかね。
オルトマン氏が研究したワラエビと言う意味だと思いますが、ちゃんとした和名ではないのかも・・・。
それからもう一つ。
エビって名前が付いてますが分類学的な見知においては、いわゆる「エビ類」ではありません。
異尾類です。
異尾類には他に、ヤドカリや、コシオリエビなどがいます。
以前、この「オルトマンワラエビ」が泳ぐシーンに遭遇したことがあります。
コシオリエビよろしく、前足2本を前にピンと延ばし、通常折りたたまれている尻尾をパクパクさせながら、後ろに進んでました。
(やっぱり君も、コシオリエビもお互い親戚同士なんやね~)
こんな感覚を覚えるダイバーは、あまりいませんよ(笑)

「ひとりぽっちのイソギンチャクモエビ」

November/23/’02 後浜2号ブイ

あれ?
このの写真を見て、こう感じた方はこのエビの生態をよくご存じの方です。
この写真は、2倍のテレコンバータを装着した105mmのマクロレンズで、
最短の距離にて接写してます。
こうお伝えしてこのエビの大きさを想像できる方は、カメラの事をよくご存じの方です。
以前、このnavigateにて、 イソギンチャクモエビの写真をアップ しましたが、
それと比べてみれば、この2つの疑問を解決するヒントになるかもしれません。
あまり多くは語りませんが、
この写真はちょっと気に入ってるんです。
その名の通りイソギンチャクと離ればなれになってるんです。
写真のフレームからは外れてますが、ちょっと先にホストはいます。
なぜが、単独で、岩の上でお尻をフリフリしてました。
フィルム上では、1cmに写ってますので、実物は5mmということになります。
それにしても、ちっちゃかった~。

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「貝に乗るウルトラマン」

November/23/’02 後浜2号ブイ

後浜2号ブイ、かつて「ピグミーシーホース」で沸いた、後浜を代表するポイントでした。
そう言う意味で、幾度となくエントリーしましたが、ピグミーがいなくなってからは、
潜る回数は激減しました。
そのせいかどうか、地形の様子や、両隣の1号・3号ブイとの位置関係が、
僕の記憶では、あやふやになってしまった場所です。
祇園鐘舎の鐘の音 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を表す
まさに、平家物語です(ちょっと意味が違うかも・・・)。
そんな、2号ブイですが、極稀にこのようなレアな光景に出くわしたりします。
写真は、「貝に乗るウルトラマン」です。
もう少し丁寧に言えば、「タカラガイと共生するウミウシカクレエビ」です。
かなり触覚(でいいのかな?)の長いタカラガイでした。
以前この光景を フリッパーズの真のガイドの矢野さん や、
久保師匠、moreDeep moreBlueの吉松氏の写真で見て、
僕も是非撮りたい、、、と、ボンヤリ思ってました。
こんなに早く実現できるとは思ってもいませんでした。
ただし、撮影は困難を極めました。
貝が落ち着きなく動くので、ピントが合いません。
それから、エビにばかり気を取られているので、貝の外套膜にあるトゲ(?)が
思いのほか長く、適切な露出が得られずに、ハレーションを起こしたりしてます。
いつになるか判りませんが、次の機会にはちゃんと撮りたいです被写体です。

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「アカハチハゼ」

October/13/’02 後浜2号ブイ

インディアンの子供達が、楽しそうに遊んでるみたいでしょ?
正面から見ると、インディアンみたいに見えませんか?
オトメハゼも、クロイトハゼも、このアカハチハゼも、”Valenciennea”なハゼ達は、
みんな、いつも口から砂をボロボロさせていて、だらしがない。
前2種は、顔とかあまりかわいくなくて、不細工やけど、
このアカハチハゼは、顔や、仕草がかわいいから、許してあげてます。
僕と遭遇して、まず「しまった」って表情を見せます。
それから、岩陰とかに隠れてじ~っとしてるんですが、僕がそっと回り込んで見ると、
鬼ごっこの鬼に見つかったかのように、そろそろと珊瑚の下に隠れます。
少し待ってると、すぐに様子を伺いに出てきて、僕を発見してと、また困った表情で、
別の珊瑚に隠れます。
この3カ所くらいの範囲で、隠れたり出てきたりしてくれるので、見てて微笑ましいハゼです。
ちっちゃな子供が、知らない親戚のおじさんと会って、どうしていいのかわからずに、
母親の陰に隠れたり、出てきたりしてる様子にそっくりだと思いました。
Valencienneaなハゼ達 = クロイトハゼ属の事です

上の写真も、下の写真もデジタルデータへの変換が非常によろしくないようです。
画像が荒れてます。

「ピグミーシーホース」

June/16/’01 柏島

ピグミーシーホースを、初めてこの目で見たのは、平成12年の3月初旬でした。
その時は、「フリッパーズのオーナーであり、真のガイドでもある矢野氏」の指し示す
指示棒の先にいる、ちっちゃなタツノオトシゴを確認するだけでも精一杯でした。
まばたきをしただけで、もう視界からはいなくなってました。
いや、いなくなるのではなくて、カモフラージュが完璧なのでわからなくなるというのが正しいですね(笑)。
その後、白い個体や、黄色っぽい個体など、幾度となく観察する事になるのですが、僕が、こんなに写真を撮ることが出来るようになるとは思ってもいませんでした。
(いえ、いえ、決して上手く撮れてるって言う意味じゃなくて・・・)
この写真は、「僕も本当にピグミーを見ましたよ」っていう、翔子の写真・・・もとい、証拠の写真です。
オオウミウマにしろ、イバラダツにしろ、このピグミーちゃんにしろ、タツノオトシゴな、みんなは、すごくシャイですよね。
カメラを向けると、必ず背を向けますもの。
このときも、何回かシャッターを切りましたが、かろうじて顔が写っていたのはこの一枚だけでした。
他のカットも写っていると信じてたんですが、頭頂部とか、背部ばっかりでした。
彼等を撮ったことのある方は、わかって頂けますよねぇ。

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