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ウィニー(Winny)

岡山県警は、全職員に対して「ウィニーを使わない」等の誓約書を書くように指示したらしい。
捜査資料が、ウィニーを通じて流出した問題を背景にこのような措置を講じたという。
この記事を読んで、危機管理、情報管理についての認識が少々ずれているように思いました。


僕が言いたいのは、
情報が流出する原因はウィニーではなく、
情報を管理する組織の体制の不備と
それに属する職員の意識の低さ
に問題があるのではないか

ということです。
個人情報が含まれる業務上の資料を職員が自由に持ち出し可能な体制をとっている事自体に問題があると感じます。
リスクマネージメントの意識が微塵も感じられず、弁明の余地のない手落ちがそこにはあるのではないでしょうか?
っで、Winnyは、「2ちゃんねる」という掲示板を中心に、47氏が開発したソフトウェアで、インターネット網を介してPeer to Peerを実現するファイル共有ソフトです。
もともと「Peer to Peer」ネットワークはコンピュータ同志を並列につないだ形態で、あまり大規模なものは想定されておらず、クライアントやサーバの概念も曖昧な、簡易なモノだったはずです。
ところが、WinMXやWinny等の出現により、インターネット網を背景に広範囲で不特定多数のコンピュタと接続が可能なものへと形態が拡がります。
Winny等はファイル共有ソフトと言われるようにそのソフトの目的は、様々なファイルを共有する事です。
何を共有するかは、そら、色々ありますよ。
ファイルであれば何でも共有できますので、様々な違法なファイルも流通してたらしいです。
それこそ音楽CDや映画のDVD、電子書籍や、紙媒体を丸ごとスキャンしたコミックス等はこぞって流れていたみたいです。
これらは著作権法に抵触するファイルばかりです。
Winnyは、バグフィックス等のサポートやバージョンアップも2ちゃんねるを通じて活発に行われていたらしいです。
利用者が拡大するにつれ、その匿名性により当然のように違法なファイルがやりとりされ、アンダーグラウンドなネットワークを形成していきます。
利用者は更に増加し続け、一般の書店でもハウツー本が出版されるなど、その存在は一般常識化してきます。
だれもが、お金を払うことなくリリースされたばかりの音楽CDや、日本では公開前の映画(米国ではDVD化された映画)などが普通に入手可能な状況となりました。
これが原因で、開発者の47氏(本名:金子勇 氏)は2004年5月10日著作権法違反幇助の罪で京都府警によって逮捕されました。
この事をきっかけに、ウィニーは急速にその利用者数を減少させていったのだと思ってましたが、いまだに利用している人がいるのが不思議です。
っでウィニーを通じて、なぜ、仕事で使う大事なファイルが流出するのか?ですが・・・、
上記の共有された違法なファイルにウイルスが混入しているケースがあるのです。
そのウイルスはウィニーを介して増殖するタイプのものも多く、幾何級数的に自身のコピーも共有させていきます。
感染した場合の症状としては、パソコンに保存しているファイルを勝手にウィニーに流すと言う事例があったりするそうです。
恐ろしいですね~。
持ち主の許可を得ることなく勝手に流出してしまうのです。
つまり、ウィニーが流出の直接原因ではなく、ウィニー上で繁殖するウィルスが諸悪の根元なのです。
っで、冒頭の誓約書を提出させたと言うことで、この組織はひとまず対策を講じたこととなる訳です。
これは、
病気が蔓延してるから、感染(うつ)る危険のある場所には行かないように!
って言ってるだけのように聞こえて仕方がありません。
まあ、ともあれ、いろいろ書きましたが、
これをきっかけに、情報の流出事故などがない組織体制ができあがる事を切に願っています。

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