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2002-12

「彼女に会いたい」(笑)

September/21/’02 勤崎ニューポイント(2)

勤崎ニューポイントの浅場です。
この日はうねりが結構強く、浅場での撮影は困難を極めましたが、
足元と左腕の近くに、身体を固定するためにあつらえたかのような岩がありました。
うねりのまっただ中。
小さな岩の頂点で踏ん張るギンポ君。
そんな彼を撮影するために踏ん張る僕。
息を堪えて、うねりのパターンを読みます。
(うーん、だめだ)
(次に帰ってくるうねりが勝負・・・)
(あっ、ギンポ君動いた)
(ブハーッ)
(僕も体勢を整えてっ)
(よし、次の返り)
(・・・ピンが来てたのに、押せない)
(よしっ)
パシャ
(あっ~、遅かった)
このような、息詰まるやりとりを繰り返しながら出来た写真がこれです。
水中で写真を撮る方はこの瞬間、想像出来るでしょ?
波に押されながら探る、ピントの山。
もの凄いストレスと、シャッター押した後の開放感。
堪りません。
題して、
「彼女に会いたい」
師匠、だめですか?(笑)

「アケボノハゼ」

September/21/’02 勤崎ニューポイント

このハゼは、今まで数え切れない程、写真を撮りましたが、
未だ、まともに撮れたことがありません。
難しい被写体です。
派手な色彩を強調して、鮮やかに撮ろうとするために、胴の部分が白く飛んだり、
逆にアンダーだったりと、構図というよりも色が出ません。
撮影中にストロボの角度を調整しようもんなら、巣穴に引っ込みますし、
そのまま出てこなかったりで・・・。
ダイビングを始めて間もない頃、ハタタテハゼをアケボノハゼだと勘違いしてる事実を知った際、
ホンモノが見たくて、見たくて、うずうずしてました。
ただ、水中でハタタテハゼとアケボノハゼの見分けがつくかなぁと、
若干の不安も感じてました。
ホンモノを見たのは、その後しばらくしての勤崎でのことです。
矢野さんの奥さんが、ニコノスVで、なにやら撮影されています。
僕は何を撮ってらっしゃるのかわからずに、大胆にもすぐ近くに急接近してしまいました。
すると、奥さんは、僕を呼び止めて中層を指さすのでした。
何を指してるのかさっぱりわからずにキョトンとしてると、
もっと近くにくるように指示され、奥さんの指先をじっーっと追ってみると、
背中が大きく開いたベルベットのドレスを身に纏い、
優雅に舞っているオードーリがそこにいました。
僕は、そんなオードリーに、一歩も近づくことも出来ず、ただただ見とれてるばかりでした。
奥さんが、撮影を再開して、ようやく我に返り、アケボノハゼとの対面を再確認しました。
ハタタテハゼも美しいハゼですが、アケボノハゼはもっと美しいハゼでした。
ホンモノを見てみると、間違うわけない程、ハタタテハゼとは全然違ったサカナでした。

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