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2002-11

「ヤノダテハゼ」だっ!

September/21/’02 後浜3号ブイ

この表情は、平凡ですが好きです。
上体を反らして、胸びれを広げた瞬間です。
ハゼが、こんな表情を見せる時って、どんな時かわかりますか?
彼らダテハゼの仲間達は、じ~っと見てると、
共生エビを呼び出す直前のにこの表情を見せてくれます。
この後、尾びれを振るわせて、エビに安全を伝えます。
エビは、待ってましたとばかりに、いったん顔を覗かせて、
また巣穴に戻って、両腕一杯の砂を抱えて再度登場するのです。
いつもなら、このエビが出てくるタイミングに合わせて、
シャッターを切るのですが、
今回は、あえてこの表情を切り取りました。
誇らしげで、頼もしくて、凛々しいでしょ。

「ドフライニアシュリンプ」

September/21/’02 後浜1号ブイ

真っ青な、後浜。
エントリーしてすぐに綺麗な水だと感じました。
何となく深場まで降りたい衝動にかられ、自分に嘘を付くのもナンなので
正直に降りることにしました(笑)
砂地の中にポツポツと点在するハナギンチャクの中にひときわ大きな個体が
ありました。
近寄ってみると、いるは、いるはカクレエビ達の天国でした。
オドリ、アカホシ・・・、大小様々な彼らが、ピンピンと跳ねてました。
冒頭でも書きましたが、水が綺麗ですので、無謀にも自然光による
撮影に挑戦しました。
ここは、後浜1号ブイ沖、深度38mの群青の世界です。
ビデオライトの光を少々拝借した、スローシャッターによる撮影でした。
ところで、写真のエビですが、当初「アカホシカクレエビ」と思ってましたが、
図鑑とかみてると、「ドフライニアシュリンプ」のように思えて仕方がありません。
如何なものでしょうか?

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「共生ハゼ」

September/15/’02 後浜3.5号ブイ

ぽちゃん、
とフリッパーズ号からエントリーして、カメラを受け取って
脇目もふれずに、いつもの砂地へ。
途中、師匠が石のように固まって何やら撮影されてます。
邪魔にならないよう、遠巻きのルートにて、砂地に入ります。
ストロボの角度を調整していると、男女二人のダイバーが近づいてきました。
水中ノートに何か書いて、僕に見せようとします。
男性が、ちょっと焦った様子で、
「キンギョネ」
って書いてます。
多分、グループからはぐれてしまったのでしょうね。
僕は、自信を持って、
「あっち!」
って、力強く指さしました。
(キンギョ根付近は、結構濁ってたけど、分かるかな~)
って、少々心配しましたが、
お二人から何度も何度も頭を下げられましたので、
ご理解いただけたものと解釈いたしました。
(ホンマかいな)
っで、しばらくフラフラとして、偶然発見した、ヤセアマダイの巣穴。
当時ブーム(?)のヤセアマダイを何カットも撮りました。
残念ながら、お見せできる写真はありませんでした。
ところで、写真のサカナの名前、判りますか?
この構図は意図したものです。
全身写真を撮ろうとして、こんな構図になってしまったのだったら、
僕は、もうカメラを持つ事を諦めなくてはなりません(笑)
これは、敢えて第一背鰭をはずして、この構図にしてみました。
写真を見てサカナの名前を推理する楽しさも、
フィッシュウォッチングの醍醐味だと思います。
さて、左腕にはめてる時計をみると、もう集合時間がすぐそこまで迫っています。
僕は、キンギョ根を目指しました。
根に向かう途中、久しぶりのセミホウボウを発見。
ちょっと指示棒でいたずらをすると、ヒレを広げて大きな眼状斑を見せてくれました。
それから、ぴゅ~っと飛んで行ってしまいました。
その後、表層付近を見上げると多数のカマスの群がゆったりと漂うように進んでいました。
僕も、ゆっくりと浮上を開始しました。

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蒼 茫


August 6 ’02 Odagahama
どこまでも青くぬける、織田ケ浜の夕景
時計を忘れて出勤してしまいました。
そんな日は不安で不安で堪りません。
日付も時刻も全く分からず、なにも頭にも入りません。
いつも左手にはまってるその鉄のかたまりは、
時刻、日付、曜日を確実に僕に伝えてくれます。
なんとも頼りがいのある機械です。
デスクのコンピュータにも、携帯電話にも、会議室の壁にも、JRの駅にも、どこにでも時計はあります。
通常国内において、時刻が分からなくて困ることはまずありません。
しかし、ここ一番では、自分の腕にはめている時計でないとだめなのです。
毎日の生活に欠かすことの出来ない、大切なものです。
皆様にとって、大切なものは何でしょう?
例えば、僕の場合、
    ダイビング
    桟橋
    クロテンのカード
    缶コーヒー
    展望所
    19-35mm広角ズーム
    ピーカップ
    青空
    鉄橋
    エメラルドグリーン
    落ち葉
    のら猫
    ミックスアイス
    月
    小さな観覧車
    車窓
    カフェ
    薔薇
    ヘリポート
    青い光
    ガーリックチップ
    ロードマップ
    手袋
    
    後浜
    フリッパーズ
 そして、
    
    出会い

 それから、
    左手の、その柔らかい温もりを、いつまでも忘れることのないように・・・。

それぞれが大切な、このうえなく大切なものです。
向寒 竹田

「ヤシャハゼ」

August/26/’02 後浜3.5号ブイ(2)

唯一写っていた、ヤシャハゼです。
前のクロイトハゼの所でも書いてますが、本当はペアです。
もう少し引いていれば、尾鰭も切れずにすんでいましたね。
いつも思いますが、こんなに可愛い表情なのに、夜叉は可哀想。
オニSPは、ヒレナガは、ネジリンは?
って、お問い合わせを頂きましたが、
pinna さんヤシャハゼでご勘弁下さい。

「クロイトハゼ」

August/26/’02 後浜3.5号ブイ

真夏の後浜3.5号ブイ。
たっぷり約150分の水面休息時間を終えて、この日最後のダイビングです。
エントリーは、15:45。
あの広大な砂地に自分で見つけた、素晴らしいポイント。
僕を中心にした半径1.5m以内に、
右手にヤシャハゼ、正面にオニハゼSP、左にヒレナガネジリンボウ、
右後方に、ネジリンボウ。
それぞれペアでいます。
でもなぜか、写真はクロイトハゼのペアです。
エントリーして、最初にシャッターを押した相手が、彼らでした。
いつも寄り添って、パクパクしながら、砂をついばんでいます。
このカットは、彼らと並んで泳ぎながらの撮影でした。
しかも、1枚目の小手調べ。
距離が若干あるために色は青白くなってますし、しっぽも切れてます。
が、彼らの仲睦まじい様子が、お伝えできればと思い公開します。
この3.5号ブイは潜水時間もゆったりの、65分でした。
あれっ、オニSPは、ヒレナガは、ネジリンは?
て思った人は、それ以上を考えてはいけません。

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