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2002-10

「イソギンチャクモエビ」

August/26/’02 サルガウドウ

このカットは初めての、最短撮影です。
イソギンチャクの奥にいるために、光が十分に回ってません。
っが、スポット周りのブルーの縁取りが、非常に綺麗です。
このエビは、必ずいつか、もっと綺麗に表現します。
それまでは、これでご勘弁下さい。
何しろ、初めての2倍撮影ですから・・・。
ノンダイバーな皆様は、これを見てもさっぱり何か分からないでしょうね。
えっ、ダイバーな皆様も分からない?

「スジイシモチ」

August/25/’02 勤崎ニューポイント

テレコンを装着した、僕のレンズは210mm相当のレンズに化けてるわけで、
ファインダーから見られるサカナはすぐ目の前にいるように、大迫力で迫ってくるわけで、
これ以上近寄ると、カメラの先っちょが、サカナに当たってしまうんじゃないかと
いらぬ心配をするわけで、
ファインダーから、目をはずして状況を確認してみると、まだずいぶん距離があるわけで、
そんな慣れないファインダー画像によって、今まで分からないながらも培ってきた、
僕なりの被写体との距離感が、全くズタズタに、引き裂かれてしまうわけで、
結局ストロボは、適正な角度を保てることもないわけで、、、、
ただ、真っ黒なばかりのポジを作ってしまうわけで・・・。
やたら最短にこだわるわけで、するとサカナも逃げるわけで、
シャッターが押せる機会も減ったような気もするわけで、
そんな、減ったチャンスも十分にモノにできないわけで、
結局、長々書いても、上手く撮れない、言い訳なわけで・・・、
僕は・・・、
どうしたらいいのでしょうか、聰先生?

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「ハチマキダテハゼ」

August/16/’02 後浜4号ブイ

今回から、しばらくの間、今まで撮影してたレンズとは違うレンズで撮影してます。。
以前、3400rpmでも告知しましたが、
今までの105mmマクロレンズに2倍のテレコンバータを装着いたしました。
写真は、ハチマキダテハゼです。
ダテハゼが目の上に鉢巻きまいてるような模様が特徴です。
ダテについて、辞書をひもとくと
  【伊達】  派手な行動をして、ことさらに人目を引こうとする様子
        ex)-男 -な若い衆
とあります。
ことハゼに関して、ダテハゼは人目を引こうとしてるとは思えません。
では、学者のセンセイ方はなぜダテハゼとネーミングしたのでしょうか?
写真のハチマキダテハゼを見てて、ふと思いました。
手元にあるポジでは、非常に鮮やかなパステル調の水色の模様が、顔一面に拡がってます。
やはり、この辺りが、「ダテ」の由来でしょうか。
更にいなせな鉢巻きを結んで、ハチマキダテハゼは、ダテハゼ中のダテハゼ、
「キング・オブ・ダテハゼ」、和風に言えば「ダテハゼ将軍」 (でいいかな?) だと思います。
テレコン使ってより倍率の大きい撮影が可能となり気がつきましたが、
普段どこにでもいるサカナも、また違った表情を見せてくれるようです。
僕は、今後、更に、どっぷりと、柏島マクロにはまって行くこととなります。

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「スジハナダイ」

August/4/’02 勤崎ニューポイント(2)

深場のエビを撮り終えて、浮上を開始しました。
今回も以前から、チャレンジしているスジハナダイに挑戦してみることにしました。
さて、このサカナは、スジがあるから「スジハナダイ」なのでしょうね。
(相変わらす、なんというか・・・)
尾鰭がぴーんと延びて、ヒレも全開で、美しいですね。
ただ、アングルが後ろからとなってるのがいただけませんが・・・・、
それは、ご愛敬。
ハナダイって深場にいるマニア垂涎って感じがありませんか?
僕の場合、このスジハナダイといえば、本来のこのサカナよりも先に、
変種を見てしまいました。
体側の赤色縦帯が、尾鰭の上の方に湾曲してる、”例”のバージョンです。
当時は、雑誌を見てスジハナダイの存在は知ってましたが、
実際に見たことがなかったので、その変種を直に見たときも、
特に印象のなかった記憶があります。
敢えて言うなら、
(とんでもない深いところにいるサカナやなぁ~)
程度です。
「その変種を見た時、この目を疑った」
とは、フリッパーズ真のガイドの矢野さんの弁。
そういうう感覚を憶えたらしいのですが、 僕とは、約3光年ほどの隔たりがあるようです。
ここ、勤崎ニューポイントの-25mに、春から夏にかけて、
キンギョハナダイ達と一緒にいたこの個体は、
今はどこに行ってしまったのでしょうね?

「アカスジカクレエビ」

August/4/’02 勤崎ニューポイント

特に何が、どうしたというわけではありませんが、
多分、いつも皆様が見てるアカスジカクレエビとは、シチュエーションが違うはずです。
ここは、勤崎ニューポイント。
そう、言わずとしれた「ヘルフ」のポイントです。
ところが、僕がいる場所は深度が更に下がって-4?.2mです。
このポイントに来たら普通、シコンハタタテハゼ見ますよね。
僕は、なぜかこの(こんな深場じゃなくても、もっと浅いところにウザウザいる)エビを、
減圧停止を必要とする状況まで、アホみたいに頑張って撮ってました。
窒素酔いのせいですかね、(今ここで、このエビを撮りたい)って衝動がどうしても抑えられませんでした。
それから-40m超の深場にいるんやから、減圧停止指示がコンピュータから出んかったら、それはそれでおかしい!!!
可憐ですね、
美しいですね。
オドリカクレエビもそうですが、どうして透明なんでしょうか?
透明な部分って、何が詰まってるんでしょう?
こう見ると、このエビには味噌・・・が見えません。
食べても、あまり美味しくないかも・・。
って、食べるなよ、こんなちっちゃいエビ・・・。

「ヘビギンポ」

August/4/’02 民家下(2)

民家下、-5mの浅場。
浮遊物多し。
規則的なうねりの織りなす、前後の揺れ。
その揺れの中で、このサカナと一時を過ごそう。
シャッタースピードはいつもに比べ、かなり遅め。
右側のストロボはひとまずシャットダウン。
左側のストロボは発光量をいつもの半分に。
揺れる中、目にピントがくる一瞬のタイミングをはかる。
全身に力を込め、肩の力だけ抜く。
右手の第2指は常に緊張。
カメラのレンズは、一杯まで繰り出され、
その瞬間をまつ。
ここ民家下で繰りひろげられる、飽くなき挑戦。
真夏の8月4日、ちょうど午前10時30分、よく晴れた爽やかな朝の一コマ。

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「アカスジウミタケハゼ」

June/15/’02 一切小島

アカスジウミタケハゼが乗ってる珊瑚を見ながら「鬼の洗濯岩」の事がふと頭をよぎりました。
九州南東部におよそ120km続く日南海岸。
その北部にある日向灘に青島はあります。
青島ではパイナップルを切り売りしてくれるお店があったんですが、これが何とも美味しかった。
今から10年ほど前、宮崎県に旅行したときの話です。
青島は、周囲約1kmの小さな島です。
亜熱帯植物が原生し、それらが国の特別記念物に指定されてたりするそうです。
橋で陸続きになってますが、干潮時には完全に陸続きになります。
柏島も橋で陸続きになってますが、干潮時に陸続きになることはありません(念のため)。
その青島から南に続く数kmの海岸にある洗濯板の様な美しい岩々が「鬼の洗濯岩」です。
(鬼も洗濯するんやね)
(でも鬼ってパンツしかはいてないから簡単でいいね)
(鬼のパンツはしましまパンツ・・・)
(って何の歌やったかな?)
実際、本物の洗濯板って見たことないんで、何とも言えませんが鬼の洗濯岩が写真の珊瑚のようだったので、人の洗濯板もこんな感じだろうと勝手に考えました。
相変わらず無責任ですが・・・。
そんなどうでもいいことを考えながら更に深度をあげました。

「最浅のスジクロユリハゼ」

August/4/’02 民家下

写真はスジクロユリハゼの若魚といったところでしょうか?
体長5cmくらいの小さい個体でした。
ヒレの形とか表情にまだ幼さが残ってます(?)
勤崎や一切小島の場合、このサカナは-40m付近のやや深場で生息していることが殆どです。
当然そのダイビングの最初の被写体になるサカナです。
っで、あまり頑張りすぎると、浮上直前の退屈なそして楽しい、?分間を余儀なくされる、
魔性のサカナです。
でもここ民家下では、少々勝手が違いました。
この群青で写真に付けるコードは、師匠の流儀にしたがって、
タンク本数とフィルム番号によって表現されてます。
例えば今ご覧のこのページは329本目の23枚目のカットという意味です。
このダイビングのエントリー前にフィルムを入れ替えてますから、
一番最初のカットはフィルムの1枚目から始まってます。
つまり、このスジクロは36枚撮りのフィルムの23枚目付近で遭遇してるわけです。
もちろんそんな時間に-40mを潜行してるわけはありません。
このサカナを撮影した時、深度確認のためにコンピュータを見るこの目を疑いました。
現在深度-25mを表示していました。
信じられない、今までの最浅記録です。
以前から、後浜にもスジクロがいてるらしいという噂はありましたが、
マユツバとしてしか聞いてませんでした。
ここ、民家下の-25mでこのサカナを見てからは全く否定はできなくなりました。
ただ、このサカナが生息する環境が後浜にはあるかな~?
※H14.10現在、後浜では未だこの目でスジクロを見てません(笑)

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「イロイザリウオ」?

August/3/’02 後浜1号ブイ(2)

これもダイバーにはよく知られるサカナの一つです。
そのコミカルな表情と想像を超えた動きにより、初心者からベテランまで、
老若男女を問わずの人気者です。
ただ、その表情や生態を表現するにはかなり難易度の高い被写体だと思います。
いつ撮っても真っ黒や真っ白で、目がどこにあるか判らない写真になってしまいます。
事実、今年の年賀状で、クマドリイザリウオの写真を使ったのですが、
全てのノンダイバーは、それがサカナだということすら、理解してくれませんでした。
写真は、「オオモンイザリウオ」の幼魚と「イロイザリウオ」のどちらかでかなり迷いました。
結局はイロイザリウオだと思います。
オオモンの成魚は30cmを越える大型種ですが、これは6cmくらいの個体でした。
クマドリイザリウオではないのは確実で、そのサイズ等から水の中では、
単純にイロイザリと決めつけてました。
しかし、図鑑の説明やら全体のシルエット等がオオモンの様に思えてなりません。
オオモンイザリウオにも幼魚の時期があるのは当然で、こんなちっちゃいオオモンが
いてもいいだろう、とか考えました。
しかし、今までの経験や、全体の雰囲気と照らし合わせてみると、
オオモンの様にゴツゴツしてないし、鼻先の第2棘が妙にはっきりしてる様に感じ、
「イロイザリウオ」だろうと結論づけました。
イザリウオの仲間は色々種類がありますが、その区別の方法が良く判りません。
色彩変異が激しいため、色だけでは判別できません。
マニアな方々は、ヒレの形とかエスカの種類により判別するらしいのですが、
そこまで考えて見たことありませんので、いまだによく分からないのです。
偉そうなことを書いてしまいましたが、ホントはどうなんでしょう?
もしこのサカナが、イロイザリウオでなかったら単なるバカですね。
やっぱりオオモンイザリウオなのでしょうか?
ハゼでないのは確かだと思いますが・・・。

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「ニシキフウライウオ」

August/3/’02 後浜1号ブイ

今年の夏、柏島では、例年と比べてこのサカナが多く観察されたように感じます。
ニシキフウライウオと言います。
ダイバーにはよく知られているサカナですが、ノンダイバーな皆様は
初めて見る方もいらっしゃるでしょう。
全長8cmくらいあり、本当はペアでいました。
現地では、背景のオドリカラマツの黄色に染まって黄色の個体に見えましたが、
こうして現像が上がってくると実際は、透明な個体でした。
身体が透き通っていてとても綺麗です。
こんな美しい生き物を生で見られるんですよ~。
だから、ダイビングってやめられないんですよねぇ。

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