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「ネジリンボウ」

June/01/’02 後浜3.5号ブイ(2)

それで、ようやく見つけたネジリンボウの撮影体勢に入りました。
この日のハゼ達はかなりナーバスで、ちょっとした動きですぐに巣穴に引っ込んでしまいます。
でも、ちょっと待ってれば、不安そうに顔を覗かせて、しばらく様子をうかがった後に
またホバリングしてくれます。
ペアでいてるのですが、2匹の姿が見えたのはほんの一瞬でした。
僕は、ハゼを撮るときは、特に周りの様子を気にします。
1番の目的は、現在の被写体が不幸にして巣穴に引っ込んだ時に、別のターゲットを
確保しておきたいため。
2番目は、このハゼを狙ってる捕食者が必ずいるため。
ほとんどがエソです。
エソの捕食シーンを撮るか、ハゼを守るかは僕の胸三寸。
まあ、実を言うと久保師匠の受け売りなんですけどね。
実際エソの捕食シーンなんて、僕の技術で撮れるわけありません。
この日は後者のスタンスで撮影してました。
例に違わず、約30cmと、10cmの2匹のエソが、写真のネジリンボウ(5cm)を狙ってました。
僕が寄るよりも更に巧妙に30cmのエソが近づいてきてます。
ネジリンボウは呑気にお食事中。
ランドールズピストルシュリンプは、一生懸命巣穴の造成工事中。
(いかんなぁ)
(エソが近づきすぎてる)
(奴をなんとかせんと、撮影続行は不可能やね)
僕は、ようやく50cmの所まで寄ってたのですが、
指示棒を砂地に指している200cmの位置まで引き返しました。
カメラを置いて、エソにあっちへ行ってもらうために遠巻きに移動を開始。
すると、なにやら大きな固まりが近づいてきます。
 僕)何?
エソ)!!
 僕)・・・キリンミノ?
ネジリンボウ目指して一直線に泳いで来ます。
それに気づいたネジリン君は、すぐさま巣穴に入りました。
呆気にとられたのは、エソと僕。
お互い目を見合わせました。
エソは、僕に何か言いたげでしたが、何も言わずにあっちに言ってしまいました。
件のキリンミノは何事もなかったように更に砂地を一直線に進んで行きました。
僕はといえば、撮影意欲も失せてしまいました。
自然界は喰うか喰われるか。
「魚父の利」 とはまさにこんな状況を言うのですね。
そんな場違いな世界に潜ってる僕は、撮るか、撮れないか。
うーん、撮れないことばっかりなんやけどね・・・(笑)

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