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2002-07

「ネジリンボウ」

June/01/’02 後浜3.5号ブイ(2)

それで、ようやく見つけたネジリンボウの撮影体勢に入りました。
この日のハゼ達はかなりナーバスで、ちょっとした動きですぐに巣穴に引っ込んでしまいます。
でも、ちょっと待ってれば、不安そうに顔を覗かせて、しばらく様子をうかがった後に
またホバリングしてくれます。
ペアでいてるのですが、2匹の姿が見えたのはほんの一瞬でした。
僕は、ハゼを撮るときは、特に周りの様子を気にします。
1番の目的は、現在の被写体が不幸にして巣穴に引っ込んだ時に、別のターゲットを
確保しておきたいため。
2番目は、このハゼを狙ってる捕食者が必ずいるため。
ほとんどがエソです。
エソの捕食シーンを撮るか、ハゼを守るかは僕の胸三寸。
まあ、実を言うと久保師匠の受け売りなんですけどね。
実際エソの捕食シーンなんて、僕の技術で撮れるわけありません。
この日は後者のスタンスで撮影してました。
例に違わず、約30cmと、10cmの2匹のエソが、写真のネジリンボウ(5cm)を狙ってました。
僕が寄るよりも更に巧妙に30cmのエソが近づいてきてます。
ネジリンボウは呑気にお食事中。
ランドールズピストルシュリンプは、一生懸命巣穴の造成工事中。
(いかんなぁ)
(エソが近づきすぎてる)
(奴をなんとかせんと、撮影続行は不可能やね)
僕は、ようやく50cmの所まで寄ってたのですが、
指示棒を砂地に指している200cmの位置まで引き返しました。
カメラを置いて、エソにあっちへ行ってもらうために遠巻きに移動を開始。
すると、なにやら大きな固まりが近づいてきます。
 僕)何?
エソ)!!
 僕)・・・キリンミノ?
ネジリンボウ目指して一直線に泳いで来ます。
それに気づいたネジリン君は、すぐさま巣穴に入りました。
呆気にとられたのは、エソと僕。
お互い目を見合わせました。
エソは、僕に何か言いたげでしたが、何も言わずにあっちに言ってしまいました。
件のキリンミノは何事もなかったように更に砂地を一直線に進んで行きました。
僕はといえば、撮影意欲も失せてしまいました。
自然界は喰うか喰われるか。
「魚父の利」 とはまさにこんな状況を言うのですね。
そんな場違いな世界に潜ってる僕は、撮るか、撮れないか。
うーん、撮れないことばっかりなんやけどね・・・(笑)

「シロタスキベラ」の幼魚

June/01/’02 後浜3.5号ブイ

シロタスキビラの幼魚達です。
この子ども達は常に3匹が一緒でした。
その大きさは、ちょっと写ってるサボテンみたいなイソギンチャクと比べて、想像してみて下さい。
ハゼをねらって砂地に陣取る前のひととき、
あまりに愛らしいその姿に、思わずシャッターを切りました。

「ウミシダヤドリエビ」

June/01/’02 後浜1号ブイ(2)

さて、黄金色のウミシダを更に観察していくと、ご覧のようにウミシダヤドリエビ
も確認できました。
この個体は、非常にちっちゃくて、よく動きましたので、
なかなか思うように撮らせてはもらえませんでした。
この写真も羽枝の奥に隠れていくところで、ストロボの光が十分に届いてません。
でも、ポジでは赤い目がはっきりとアクセントとなってて、ちょっと美しいんですよ。
まあこれは、僕しかわからないんですけど・・・(笑)

黄金色の「ウミシダ」

June/01/’02 後浜1号ブイ

黄金色のウミシダに、白黒のストライプが鮮やかなコマチコシオリエビ。
一見アンバランスな取り合わせに、ちょっとやらせ臭い雰囲気が漂ってきます。
っが、全くやらせではありません。
イグジット直前、1号ブイのケイソンのすぐ隣にいました。
海の中で発見したときは、鮮やかなレモン色のウミシダに見えましたが、
写真になってみると黄金色でした。
綺麗ですね。
ちなみに、「黄金色」、皆さんはどう読まれましたか?
オウゴン色?
コガネ色?
黄金週間(オウゴンシュウカン)ですよね。コガネ―では、意味が全く通じません
黄金分割(コガネブンカツ)と読む人はあまりいません。
一方、オウゴンムシ・・・?
黄金虫(コガネムシ)ですよね。
ニホンゴハ、ムツカシイ。
ふと、こんなわらべ歌を思い出しました。
 「黄金虫(こがねむし)」野口雨情作詞・中山晋平作曲
   黄金虫は 金持ちだ
   金蔵建てた 蔵建てた
   飴屋で水飴 買って来た
   黄金虫は 金持ちだ
   金蔵建てた 蔵建てた
   子供に水飴 なめさせた
まだちっちゃかった頃、コガネムシを小金虫と思って
(お金少ししかないのに、蔵建てたらダメやん)
ってボンヤリ思ってる時代がありました。
でも、この歌の意味は、いまだにはっきり判りません。
オウゴンスズメダイ?
コガネスズメダイでした。
いい加減に、しなさいっ!
失礼しました~~~。

「ミサキウバウオ」

June/01/’02 別荘下にて(2)

ウバウオって、漢字で書くと「乳母魚」でいいのでしょうか?
何の魚の、乳母なのだろう・・・。
オスでも、乳母なんだなぁ~。
前回も、ハシナガウバウオについて、ダイバーしか知らないサカナって勝手に決めましたが、
ミサキウバウオは、ダイバーでもあまり見たことないかもしれません。
いえいえ、レアとかそういった類ではなく、普通注目されないサカナという意味でね。
華も色もないサカナですが、僕はなぜかそんなサカナが好きです。
皆様も、浅場に戻ってきて、ある程度自由にさせてもらえるようになったとき、
岩陰をそっ~と覗いてみてください。
こんな、変なサカナ達が、いろいろ目に入ってきますよ。
まあ、そんな所にいてるサカナ達は華も色もありませんから、
そこらあたりは自己責任ということで・・・っね。

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